ゴルフスイング
飛太郎
ゴルフスイングの微妙なロジックたち「カウンターを当てろ!」編
こんにちは! 飛太郎です。
良い角度で決まってますね、クロスカウンター。
これはダブルノックダウンしそうな感じに・・・って「カウンター」違いですね(笑)
今回は、雑誌などでもよく紹介されている、ゴルフスイングにおける「カウンター」という言葉についてです。
ゴルフスイングを効率的に行うために重要なポイントとなる要素ですが、身体のどこで、どのように行うものなのか、ご一緒に紐解いていきましょう!
しかし見事に入ってますね、カンガルーカウンター・・・。
そもそも、カウンターってなに?
カウンター:反対、逆、反撃、反抗…。
意味を調べるとこんな感じです。
それが一体ゴルフスイングとどう関係があるのか?
写真をご覧ください、静止画ですが「フォロースルー」の一コマを撮ってみました。
上半身が左後方へ捻じれていく一方で、下半身はその場に残っています。
カンタンに言えば、動こうとする力(上半身)とその場に残ろうとする力(下半身)、二つの相反する力がここで発生しています。
これを一般的にカウンターの動き、なんて言ったりする訳ですが、それはフォローに限った話ではなく、テークバックでもインパクトでも起きているものです。
もちろん詳細を述べると、先に下半身(股関節や腰部)は、左サイドへ力を向けています。
だからこそ上半身も遅れて左へと回転できるのは、もはや言うまでもありませんね。
カウンターによって生まれるもの。
さて、ではカウンターで発生する「相反する力の働き」が、一体ゴルフスイングにおいて、どう重要なのか。
もはや常識となっていることではありますが、ゴルフスイングには「慣性の法則」を活用する事が大切だと言われます。
慣性の法則:外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/48706/meaning/m0u/%E6%85%A3%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87/
goo辞書先生から引用しました。
クラブヘッドを走らせてショットするから、ボールは遠くに飛びます。
しかし、ただ体力や腕力にモノを言わせて思い切り振り回せば飛ぶ、という訳でもありません。
外力、つまりカウンターの力を、下半身によって発生させてあげます。
そうする事で、動き続けようとする上半身に対して、下半身がブレーキを掛ける形になり、慣性の法則が発揮されます。
結果、クラブヘッドは物理の力を得て、理想的に加速していきます。
慣性の法則を活用するから実現できる「動き」。
カウンターを当てる⇒慣性の法則を活用できる。
それができているかどうかの判断指標となる、一つの「動き」があります。
もちろん、これはあくまでも僕の見解です。
そしてその指標とは、ゴルフスイングに点在する多くの要素の中の一つに過ぎない事を先に申し上げておき、続けます。
ズバリ、それは「フィニッシュ時のお尻」にあります。
分かりやすいスイング動画として、マキロイ選手のものを引用させていただきますが、いかがでしょう?
フィニッシュに至る時、ギュッとお尻が締まる動きになっています。
内腿(うちもも)は閉じるように動いていますね。
残ろうとする力と動き続けようとする力がぶつかり合うからこそ、このように生まれるカタチなんだと僕は考えます。
このお尻や内腿の動き、意図して行う人もいらっしゃるかも知れませんが、下半身のカウンターが効率良く行われた場合に自然と形作られます。
ぜひお試しください。
それではまた! 飛太郎でした。