ゴルフスイング
コーチャン
後方からのスイングチェックは、シャフトとフェースの向きに注目!
自分のスイングを分析すると、上達への道が見えてきます。
そのために必要な、プロのスイングのチェックや、自分を撮影するポイントなどを紹介していきます。
美しいスイングを自分のものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
プロのスイングを、後方からチェック!
スイングの参考にするなら、やはり上手い人を参考にしたいものです。
ただ、周りを見渡しても、お手本にしたいスイングの人は、なかなか身近にはいないものです。
そこで、プロのスイングを後方からチェックしてみることをおすすめします。
ポイントとしては、大きく分けて2つのポイントを見てみると良いでしょう。
1つ目はバックスイングでグリップが右腰の高さに来てシャフトが地面と平行に来た時のシャフトの向きとフェースの向きです。
バックスイングをする時には動きが見えやすいので、自分のバックスイングの時の位置や向きとは違わないかを確認できます。
シャフトは飛球線と平行、フェース面は、前傾角と平行なスクエアのポジションが理想です。
しかし、グリップの形やコッキングのタイミングによっても変わってきますので、自分のスイングにタイプが似てると思うプロを参考にすると良いでしょう
ひとつの目安として考えてみてください。
2つ目は、トップポジションでのシャフトの向きとフェースの向き、そして右膝の位置です。
シャフトの向きは目標方向かつ地面と平行、もしくはレイドオフと呼ばれる、目標方向よりも左側(後方から見て)に向いているポジションがオススメです。
反対の右側や下側を向いてしまうクロスポジションは、なるべく直したほうが良いと思います。
ただし、関節や筋肉の柔らかさからクロスのポジションになっている場合は問題ありません。
問題なのは、体が捻転していないのに手で上げてしまってクロスになっている場合です。
トップでは、右膝はアドレスとほぼ変わらない位置にあるかを確認します。
プロのスイングを後方からチェックしていると、この他にも自分と違うことが出てくるかもしれないので細かくチェックしましょう。
キム・ハヌル選手のスイング(動画)↓
撮影すれば自分でチェックできる!
ゴルフスイングが上達するための足掛かりとして、自分のスイングを撮影することはかなり有効です。
撮影してチェックすれば、何が悪いのかが見えてきますし、以前に撮った動画と見比べることでどのように変わってきたかを確認することもできます。
修正点が分かっていれば、撮影をすることで、上手く修正されているかを確認することができるのです。
撮影して問題点を洗い出して、練習でその問題点を修正していきます。
練習で問題点が修正できたと思えたら、また撮影をすることで本当に解決しているかが分かるでしょう。
問題点がなくなるまで、何度も練習と撮影を繰り返すことで、スイングが改善されていきます。
また、調子がいい時のスイングを残しておくと、調子が悪くなった時にどこが悪いのか確認しやすくなります。
キム・ハヌル選手のスイング動画↓
レッスンを受けるメリット
スイング上達のためにレッスンを受けるメリットは、自分では気がつきにくい自分の問題点を指摘してもらえることです。
撮影しても、自分のこととなると、甘えが出て厳しい見方ができなくなります。
レッスンではそんな甘えはありませんので、悪い所は悪いと指摘してもらえます。
修正点が見つかっていても修正できない時に、アドバイスをもらえるということもメリットでしょう。
レッスンで教えてもらえるアドバイスは、雑誌やレッスン書に載っているものとは少し違います。
なぜなら、雑誌やレッスン書が不特定多数に向けて書かれているのに対して、レッスンを受けてのアドバイスは、実際に医者に見てもらって自分に合う処方箋をもらえるようなものだからです。
またアドバイスだけではなく、実際に見本を見せてもらえることも理解を深める助けになります。
レッスンで問題が解決できたなら、新たな課題に取り組むこともできるので、さらなる上達が見込めるでしょう。