ゴルフスイング
PAR RUSH 01
パット数を減らすためには、グリーンの速さと硬さを知ろう!
ゴルフのスコアを作るうえで最も大事なもの、それは言うまでもなく「パット」です。
パットの重要性!
ショットはその日の調子でミスも出るし、そのミスによりスコアが左右されます。
ショットのミスをショットで取り返すことは難しいことですが、パットでなら取り返すことも可能です。
でも、そのためにはそのコースのグリーンを知らなければなりません。
それを知るのが朝の練習グリーンです。
朝の練習グリーンの練習方法をご案内します。
まず、グリーンについての情報を仕入れる!
朝、コースに着いて、練習グリーンでパット練習をする前に、その日のグリーンコンディションを調べましょう。
特に、重要なのがグリーンの速さ〈スティンプメーター〉とグリーンの硬さ〈コンパクション〉です。
グリーンを売り物にしているコースはきちんと表示が出ています。まず、これを頭に入れましょう!
グリーンの速さは通常8.5〜10.5フィートくらいだと思います。
普通のコースであれば10を超えることはほとんどありませんが、もし、10.5だとなればこれはグリーンの上につけたら下りのパットは相当に速いので、まずは止まらないと、覚悟しなければなりません。
私が経験した中で速いと思ったのは、戸塚の西コースと太平洋クラブの御殿場です。
ここは、普通に11.0ということもあります。このような速さのグリーンはその日のパットが難しくなることを覚悟します。
次に必要な情報はグリーンの硬さです!
まず、グリーンスピードの情報を仕入れることは話しました。
次に、重要なポイントはグリーンの硬さ〈コンパクション〉です。
皆さんがプレーしているコースでは、アイアンなどでグリーンオンした際にグリーン上にピッチマークがつきますか?
コンパクションが10以下のコースでは、程度の差はありますが、通常ピッチマークがつきます。
しかし、硬いグリーンではほとんどつきません。
一般的には、コンパクションは11〜12が多いですが、トーナメントで使用するようなコースでは13を超えるグリーンもあり、ピッチマークがあまりつかず硬いグリーンということになります。
このようなグリーンは、オンしたボールが少しくらいのスピンでは止まりません。
硬いグリーンでは、ボールが奥に行ってしまいます。
ですから、硬さが12を超えるようなコースでは、手前から攻めて、決してピンを狙わず手前のカラーで良しという気持ちでプレーしましょう!