Gride

gettyimages/1210771247
getty

ゴルフスイング

PAR RUSH 01

パット数を減らすためには、グリーンの速さと硬さを知ろう!

ゴルフのスコアを作るうえで最も大事なもの、それは言うまでもなく「パット」です。

パットの重要性!

getty

ショットはその日の調子でミスも出るし、そのミスによりスコアが左右されます。

ショットのミスをショットで取り返すことは難しいことですが、パットでなら取り返すことも可能です。

でも、そのためにはそのコースのグリーンを知らなければなりません。

それを知るのが朝の練習グリーンです。

朝の練習グリーンの練習方法をご案内します。

まず、グリーンについての情報を仕入れる!

getty

朝、コースに着いて、練習グリーンでパット練習をする前に、その日のグリーンコンディションを調べましょう。

特に、重要なのがグリーンの速さ〈スティンプメーター〉とグリーンの硬さ〈コンパクション〉です。

グリーンを売り物にしているコースはきちんと表示が出ています。まず、これを頭に入れましょう!

グリーンの速さは通常8.5〜10.5フィートくらいだと思います。

普通のコースであれば10を超えることはほとんどありませんが、もし、10.5だとなればこれはグリーンの上につけたら下りのパットは相当に速いので、まずは止まらないと、覚悟しなければなりません。

私が経験した中で速いと思ったのは、戸塚の西コースと太平洋クラブの御殿場です。

ここは、普通に11.0ということもあります。このような速さのグリーンはその日のパットが難しくなることを覚悟します。

次に必要な情報はグリーンの硬さです!

getty

まず、グリーンスピードの情報を仕入れることは話しました。

次に、重要なポイントはグリーンの硬さ〈コンパクション〉です。

皆さんがプレーしているコースでは、アイアンなどでグリーンオンした際にグリーン上にピッチマークがつきますか?

コンパクションが10以下のコースでは、程度の差はありますが、通常ピッチマークがつきます。

しかし、硬いグリーンではほとんどつきません。

一般的には、コンパクションは11〜12が多いですが、トーナメントで使用するようなコースでは13を超えるグリーンもあり、ピッチマークがあまりつかず硬いグリーンということになります。

このようなグリーンは、オンしたボールが少しくらいのスピンでは止まりません。

硬いグリーンでは、ボールが奥に行ってしまいます。

ですから、硬さが12を超えるようなコースでは、手前から攻めて、決してピンを狙わず手前のカラーで良しという気持ちでプレーしましょう!