ゴルフスイング
tetsuxxx5452
メカニズムを知ればアプローチのシャンクはもう怖くない!
セカンドショットでグリーン近くまで持ってこれて、短いアプローチが残った。
よし! アプローチでピタッと寄せて1パットでパーを取るぞ。
こういう時、いきなり出るのがシャンク。
ショックが大きいですよね。
なぜシャンクするのか?
これを読めば、アプローチのシャンクにさよなら!
それでは、いってみよう。
アプローチのシャンク
シャンクとはクラブのフェースではなくて、ネック部分にボールが当たり約45度の角度で右にボールが飛んでしまうミスショットのことを言います。
稀に左にシャンクさせる人もいますが……。
原因はアドレスした時よりも、手が前に出て外側を振ってしまうからです。
シャンクさせようとしてスイングしている訳ではないのになぜそうなってしまうのか?
そうなるには、理由があるのです。
アプローチがシャンクする原因
シャンクする原因はたくさんありますが、ひとつの原因が連動してさらにシャンクする原因を増やしていきます。
1.アドレス
オープンスタンスに構えるのはいいのですが、その時に腰、肩のラインもオープンにしてしまう。
このことは、左体重で構えにくくなることと、正しいテークバックがやりにくくなることにつながっていきます。
2.テークバック
腰、肩がオープンになったアドレスから体の横回転でテークバックする。このテークバックをしてしまうと、極端なインサイドの軌道でテークバックしていることになります。
この方向にテークバックすると、右体重に移動してしまいやすいことと右ひじが邪魔になるために右ひじを引いたフェースを開いて上げたトップになってしまいます。
3.ダウンスイング~インパクト
トップで右体重で極端なインサイドの軌道でフェースが開いたトップができてしまっているため、その状態から打とうとすると肩を横回転させて、体が開いた極端なカット軌道になりやすいのです。
体の正面からクラブが完全に外れているために振り遅れたインパクトになります。
そして、シャフトが寝てしまうためにかなり手前をダフることになるのと、アドレスした時よりも右肩が前に出てしまうために、アドレスしたボールの位置のかなり外側をヘッドが通る軌道になってしまいます。
そのままでは、ダフるかボールの外側を空振りしてしまうので、体がそうならないように反応します。
体の前傾を起こすこと、右腰を前に出すこと、グリップ位置をアドレスした時よりも上げることでボールとの距離を合わせようとします。
上手く距離を合わせることができればシャンクしませんが、距離を合わせることができなかった場合にシャンクが出ます。
これがシャンクが出る原因、メカニズムです。
さようなら! アプローチのシャンク
では、シャンクさせないようにするためにはどうしたらいいのでしょう?
答えは簡単です。
シャンクする原因をすべて“デスムーブ(やってはいけない動き)”として、やらなければいいのです。
具体的には
1.アドレスで腰、肩は飛球線に構え、スタンスだけがややオープン。
2.左足体重でアドレスし、スイング中に体重移動をしない。
3.テークバックでフェースを開かない。
4.左グリップを下げる意識で肩の縦回転でテークバックする(打つ距離によってはコックは使ってOK!)。
腰が横回転するために、肩は縦、腰は横で結果としてプレーンに乗った斜めのテークバックになります。
5.スイング時にクラブを体の正面から外さない。
6.ダウンスイングも肩の縦回転で始動し、いきなり横回転の体を開く始動をしない。その結果、上手くプレーンに乗りシャフトが立って降りてくる。
もっと簡単にという方は、ボールの内側を空振りするイメージで振ると上手くいくと思います。
これができるとアドレスで構えたところにヘッドが戻ってくるために、体を起こした右腰が前に出たり、グリップを上げたりする悪い動きは自動的に起きなくなります。
いかがでしたか?
シャンクが出る原因と、シャンクしないスイングを理解してナイスアプローチ!