ゴルフスイング
Fagio
あなたならどうする?目玉バンカーから脱出する方法!
入れたくないバンカーに入ってしまった時の、あのガックリ感。
そして、それが良いショットであればあるほど、バックスピンがしっかり効いていて目玉(砂の中にボールが埋まってしまっている状態)になりやすいとされています。
目玉になってしまっている自分のボールを目の前に、あなたは何を考えますか?
目玉バンカーとはいったい何?
まずは、バンカー内の目玉という状態が、どのようなものなのかを説明していきましょう。
目玉とは、砂の上にボールがあるのではなく、ボールが砂に突き刺さってしまい、埋まってしまっている状態を言います。
その様子が目玉焼きのように見えることから、そう呼ばれるようになりました。
普通のバンカーとは打ち方が変わってくるため、とても難しいショットになります。
目玉になってしまったら、まずは脱出を優先に考えます。
そのための最適な打ち方を紹介していきましょう。
まずは、オーソドックスな打ち方から!
最初は、基本的な打ち方をご紹介しましょう。
まず、スタンスは通常のショットのように、目標に対してスクエアに構えます。
砂の中に埋まっているボールの、さらに下にフェースを届かせないといけないので、フェースは開きません。
そして、ダウンスイングでは、ボールのやや手前に、リーティングエッジ(フェース下部の刃のような部分)を打ち込んでいきます。
そして、フォロースルーは考えず、砂に潜らせて終わりくらいの感じでいいでしょう。
いつもより強く叩く必要がありますが、この方法で低くて転がる球が出ていくことでしょう。
テクニックを使って、より上手く脱出していこう!
続いての打ち方は、目玉バンカーならではのテクニックを使った打ち方をご紹介します。
まず、スタンスはやや広めにし、スクエアに構えます。
ここがポイントなのですが、通常のバンカーショットの場合、クラブのリーディングエッジを45度程度オープンになるようにセットします。
しかし、目玉の場合はその逆、45度程度クローズにセットします。
そして、ボールの位置はスタンスの真ん中よりもやや左。
あとは、前述のように、ボールの手前にクラブを打ち込んであげれば、かんたんに脱出する事ができます。
ただし、打ち出しはやや低めで、ランの出るボールになります。
ぜひ、バンカー練習場で試してみてください。オススメです。
両方の打ち方をマスターして目玉バンカーを攻略!
目玉バンカーを攻略するための打ち方として、2つ紹介しました。
どちらが正解ということはありません。
ケースバイケースで使い分けることができれば、より目玉バンカーの攻略に近づきます。
難しいショットだからこそ、上手くいった時の喜びは大きいでしょう。
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目玉バンカーからの脱出方法、ご理解いただけましたか?
打ち方がわかっていれば、寄せることは難しくても、1発で脱出することは十分可能です。
目玉バンカーから華麗に脱出して、同伴者の目玉も飛び出させてしまいましょう!