ゴルフスイング
uchidaruma
【90切りに必須の上達スキル】30~50ヤードのグリーン周りアプローチの打ち方と考え方!
100切りができるようになってきたら次はいよいよ90切りですね。
90切りには数ホールをパーで回ることが必要になってきます。
パーを取るためには2打目でグリーンオンすることが一番ですが、それはプロでもなかなか難しいのです。
アマチュアが90切りを目指すには、ミスした2打目の次3打目に当たるアプローチが大切なのです!
ラフから攻める場合は、見極めが大事!
グリーン周り30ヤード~50ヤードで多いのが、ラフからのアプローチでしょう。
そこで大切なのは、ボールが沈んでいるのか浮いているのか見極めることです。
ボールが沈んでいるということは、ボールと地面の隙間が少ないということ。
こういった時には、無理にボールを上げようとせず、芝の抵抗に負けないようにスイングすることが大切です。
反対にボールが浮いている場合は、ボールが高く上がりやすいです。
こうしたライではショートしやすくなるため、クラブをロフトが立ったものに変えるかもしくはいつもより大きめにスイングしましょう。
ボールの見極めが攻略の一番のカギになります。
逆目の場合はアウトサイドインで攻略!
グリーン周り30~50ヤードで厄介なのは、逆目のラインに止まってしまった場合です。
芝目に引っかかりやすく、距離感を合わせることが非常に難しくなります。
その場合の対策として、フェースはやや閉じ気味にして、アウトサイドインの軌道でスイングをすることをおすすめします。
そうすることで、芝生の抵抗を受けにくいボールを打つことができます。
また、ボールを打つ時はいつもよりもフィニッシュの位置は低めにして、ボールにヒットした後は無理に振り切らないようにしましょう。
初めは距離感を合わせるのが難しいかもしれませんが、慣れると逆に合わせやすくなってくるので練習していきましょう。
グリーンが上りラインなら転がる球を打つ!
グリーン周り30ヤード~50ヤードから狙う場合に、グリーンが上りラインの場合があります。
その時は、転がる球を打つことがポイントになります。
上りラインの場合、思ったよりランが出なくてショートしてしまうことがほとんどです。
それを防ぐために、インサイドアウトに振り抜いていきます。
そうすることでフック回転のボールが打ち出されていきますが、そのおかげでダフっても転がるボールが打てるので確実に寄せることが可能です。
しっかりインパクトしてしまうと、逆にスピンがかかり過ぎて失敗することがあるので、常に完璧なショットがいいとは限らないのです。
グリーンが下りのラインならフワッと打ちたい!
グリーン周り30ヤード~50ヤードから狙う場合に、先ほどとは反対に下りラインのケース。
この場合、転がり過ぎてグリーンをオーバーしていくということがよくあります。
いつもより勢いがない、フワッとした球が求められます。
その打ち方として一番は、体重移動をせずにゆっくり振り抜く方法です。
右足に体重を乗せたまま、スイングしていきます。
そうすることで、緩やかなフェース角度でボールに当たり、フワッとしたボールになりやすくなります。
何度か練習して感覚をつかんでおきましょう。
グリーン周り30ヤード~50ヤードといっても、いろいろなケースがあることは理解できましたでしょうか?
ケースバイケースで攻めていければ常にベストショットが打てるのです。
うまく寄せていくためにもいろいろな対処法を知っておき、しっかり練習しておきましょう。