Gride

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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

スライスが止まらない!?方向性のミスはフェースの向きで簡単に直せる!

「ドライバーのスライスを直したいけど方法がわからない……。右へのOBをなくしたいけど、何に気を付けたらいいんだろう?」

こういった疑問にお答えします。

【記事の目次】
・フェースの向きに気を付けると方向性が良くなる!
・腰の高さでフェースをチェックして方向性を良くしよう!
・どこを意識すればフェースの向きが良くなるんだろう?
・リハーサルをすればショットが変わります!

この4本立てです。

なお、この記事はゴルフコーチ歴15年の私が実際にコースレッスンを行い、その実体験を基にして書いています。

これからゴルフ上達を強く意識しているゴルファーさんには必ず参考になるはずです。

ではじっくりご覧ください。

フェースの向きに気を付けると方向性が良くなる!

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フェースの向きに気を付けてスイングをするとショットの方向性が良くなります。

その理由はボールの打ち出し方向はフェースの向きに大きく影響するからです。

じつは、打ち出し方向の86%がフェースの向きで決まってしまうという分析データがあります。

こう書くと「方向性は体の向きも影響するよね」「スイング軌道が打ち出しに影響するって本で読んだことがあるけど……」と思う方がいると思います。

たしかにその通りです。

ボールが打ち出される原因はフェースの向き以外にもあります。

例えばボールがフェース面に当たった場所、ゴルフクラブ自体の特性なども方向性に影響しますよね。

しかし、簡単に方向性を安定させることができたり、即効性高く打ち出し方向を改善できるという意味では、フェースの向きにフォーカスをしたほうが良い結果が出やすいのです。

そんなこともあり、私はフェースの向きに気を付けてスイングをして、ショットの方向性を良くしてほしいと考えています。

しかし現実的には、エンジョイゴルファーさんの多くはスイング中にフェースの向きが変わってしまうことが多いはず。

しかし、簡単にフェースの向きを安定させる方法があります!

その方法とは、ダウンスイングの途中でフェースの向きをチェックすることです。

ではこの後、その方法を詳しく紹介していきましょう!

腰の高さでフェースの向きをチェックして方向性を良くしよう!

ずばり言います!

フェースの向きを腰の高さでチェックして方向性を良くしましょう。

その理由はスイング動作中にフェースの向きをチェックしようと思っても、無理だからです。

当たり前ですが、ものすごいスピードでスイングをしているのにフェースの向きを意識しようと思っても、意識できないのが現実です。

そんなこともあり、下記のような素振りでチェックをしてみてくださいね。

1.バックスイングをしてトップポジションで一度、スイングを止めます。

2.ゆっくりダウンスイングをしてクラブヘッドが腰の高さにくるくらいで止めます。

3.腰の高さでクラブフェースの向きをチェック!

4.フェース面が若干斜め下(地面方向)を向いていればOKです。

こう書くと「斜め下を向いているとスクエアではなくてクローズフェースなのでは?」「逆に左へ行ってしまいそうな気がするけど……」と思う方もいるでしょう。

じつはこれでスクエアになっているのです。

その目安は、背骨の角度とフェースの向きが平行だったらOKです。

自分の姿を鏡や部屋の窓ガラスに映して、背骨の角度とクラブフェースの角度が同じかどうかをチェックしてみてくださいね。

どこを意識すればフェースの向きが良くなるんだろう?

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そして、次に大切なことが、「どこを意識すればいいのか?」「何を意識したらいいのか?」ですね!

具体的には下記のふたつのポイントを意識してみましょう。

1.ダウンスイングで「アームローテーション」を意識する

ダウンスイングで車のハンドルを左へ回すイメージで両腕をローテーション(ねじる動き)しましょう。

これにより、結果的にクラブフェースが開かなくなるのです。

2.ダウンスイングで「グローブのベルクロ(左手の甲)」を意識する。

掘り下げて説明すると、ダウンスイングでクラブヘッドを腰の高さまで下ろした時にグローブのベルクロの向きをチェックしてみてください。

グローブのベルクロが少し地面を向いていれば、フェースの向きがスクエアになっている目安になります。

自身の体の一部である腕や左手の甲の向きをチェックしたほうがイメージしやすいと感じる方も多くいます。

みなさんもどちらかの方法を選択して、フェースの向きが開かないようにしてみてくださいね。

リハーサルをすればショットが変わります!

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最後は私の開催しているコースレッスンでお客様にオススメしている方法を説明しましょう。

最初に言ってしまうと「リハーサルを行いながらショットをしていきましょう」です。

今回紹介したチェック方法をインドアや練習場で行うことはもちろん、ラウンド中にも実践してほしいと思っています。

ラウンド中にショットを打つ直前に、プレショットルーティンとして腰の高さでフェースの向きをチェックするだけで、方向性を安定させることができます。

ゴルフも仕事に似ていて、事前の準備やリハーサルが大切なのです。

さらに、ミスショットをしてしまった後に、同じようにフェースの向きをチェックすると同じミスを繰り返してしまうことを防ぐことができます。

ラウンドではフェースの向きに気を付けてスイングをし、みなさんのイメージするショットを打ってくださいね!

今回は以上です。

また次回Gridgeでお会いしましょう。