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ゴルフスイング

セベケン

きっと誰かのヒントになる!?珠玉(?)のセベケン語録集(19)

お寺で梵鐘(ぼんしょう)を鳴らしたことあります? ただ、力任せに叩けば良いってもんじゃない。

小さく揺らしながら、だんだんと振り幅を大きくしていって、最後に一気に振り放す! ゴルフだって一緒です。道具に仕事をしてもらうって、そういうことです。

あわてないあわてない! ボールは逃げない!

「肩を回すって感覚になったら、体とのリンクが外れて、肩から先が暴走してるって思ったほうが良いです。アドレスのまま向きを変える感じだと、体とクラブの良好な関係が保てます」

「手元が重いクラブって、思いのほかクラブの挙動が安定するものです。カウンターバランスと言います。昨今のクラブは、シャフトが軽量化したおかげで、先端ばかりが重くなったことと同じで、巧みに先端を振れる人には好都合ですが、スイングのおぼつかない人は、逆に先端に振り回されやすいです。ですので、自分の腕をカウンターバランスとして、腕の重さを感じながら使えたら、力みが取れてクラブなりに振ることができやすくなります」

「意外や意外? 上級者ほど、あれこれ考えて<スイング難民>になりやすいです。ある意味、器用貧乏とも言えます。何を採用しても打ててしまったりして、本来のナチュラルさから離れていってしまうからです。理論は、どんどん削ぎ落としていくようにして、スイングについて考えることが少なくなったほうが、自然な動作になって来ます」

ミート率低い? ならメタルヘッド練習!

「始めたばかりの人が、振りかぶってスイングをすれば、ほぼほぼ全員、クセを作ってしまうと……腰下のハーフショットから入ると、球の扱い方が体感できますよね」

「トップでシャットの人が多いですけど、大事なのはトップじゃなくて、上げ始めのテークバックで、フェースの目でボールを見続けることです。バックスイングの始動直後に、フェースを開いちゃう人が多いです。そのほうが良く回りますけど、空回転です」

「その理論が、正しいかどうかのバロメータ? 簡単ですよ。一本足打法が、できるかどうか? だけです」

「スイングや、球の方向ばかり気にする人が多いですが、実際のところ長いクラブのほうが、振ってみると慣性モーメントが大きくて、振り負けしてるってことも多いです。つまり、長いクラブにいくにしたがって、もう少しアンダースペックにしたほうが良い人が、ほとんどです」

「振り方の基本は、大まかに言って2種類です。ヘッドを走らせる打ち方か? 走らせない打ち方か? って言うことです。アプローチは、その2種類を使い分ければやさしくなるし、ショットに応用すれば、飛ばしとポジショニングの2種類を使い分けられます」

3番ホールくらいまでは、慣らし運転!

「故障しやすいスイングって? 関節を斜めに使うスイングです。関節が自然に曲がる方向の組み合わせでスイングを作ると、効率良く長持ちスイングになります。骨の使い方なんですよ」

「ヘッドスピードを上げたいのなら、スクエアグリップが良いですよ。インパクトからフォローまで一気にヘッドを走らせやすい。ストロンググリップは、名前とは裏腹に、ボディーターンと同調させるのに向きます。つまり、加速しにくいグリップなのです。体のターンの速度に、先端も近くなるからです。女子が飛ばないのは、体力だけではなく、飛ばないほうのボディーターンを、正解だと教え込まされるから……というのもあります。」

「ほとんどのゴルファーは、トップがフラットなので、もっと大根切りにしないと<しゃくり打ち>に、なってしまうと言う……巷の流行とは逆? (´∀`*)ウフフ」

「バックスイングは左腕1本で振れる範囲に留めて、フォローでは右腕1本で振れる範囲に留めると、両肘の間隔が一定に保たれて、両腕で振ったときに安定します」

「ボールは下にあるのに、腰の高さにあるボールを打つの? というバックスイングを取る人が多いです。途中から急激にルートを変えるのは、不確定要素を増やすだけです」

お花を愛でる心のゆとりを

「ほとんどのアベレージゴルファーは、つま先下がりで練習すると、スイングがスムースになります」

「球の置いてある所へ振ろうとするから、伸び伸びできないんですよ。振っているところに球を置くという逆転の発想が大事です」

「個人的には、ストロングロフトのアイアンて、難しいです。長さとロフトの最適バランスって、あると思いますよ」

「クラブが進化したなら、みんな2番アイアンなんて楽々打てるだろうにね? ところが実際は6番アイアンから? 7番アイアンから? ええ、ロフトのファクターが、最重要だからです。7番アイアンで180ヤード? すごいね! んじゃ4番アイアンなら230ヤードじゃん! いいえ、そもそも発売されてません( ̄▽ ̄;)」

「1本足打法で打つと、よく分かるけど、アドレスの時にだいぶボールの後方に構える必要があります。ということは? そう、踏み込んで打つから球がつかまる訳です。これと同じことを2本足で立って打つときも行うことが大切です」