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PRGR(プロギア)のサイエンスフィットとは?どんなことをするの?【前半】

こんにちは、ライターのとやです!

ゴルファーにとって、今後の練習方針を決めたり、自分の今の弱点を丸裸にしてくれるフィッティング。「フィッティングって一体何をするんだろう?」と気になっている方も多いんじゃないでしょうか。

そこでライターとやがフィッティングに潜入調査を敢行!

今回潜入調査を実施したのはeggシリーズやRSシリーズでお馴染み、PRGR(プロギア)のサイエンスフィット!

PRGRのサイエンスフィットとは?

一体どんなことをするのか調査してきました。ご覧ください!

PRGRのサイエンスフィットとは?

getty

フィッティングと言えば、ボールの弾道やスピン量、またヘッド挙動をデータで解析。その後傾向を分析して、クラブを合わせていくようなイメージです。

ホームページを見ると「科学の目による解析・上達・習熟」のステップでレベルアップの近道を手に入れる」とあります。

科学の目、というのがものすごく気になりますね。

PRGRのサイエンスフィットへいざ!

サイエンスフィットを体験しにPRGR NAGOYAへ

地下鉄桜通線を丸の内で下車して、徒歩1分ほど。住所には巨大なオフィスビル。一瞬たじろいでしまいましたが、どうやらここがPRGR NAGOYAらしい。

案内されて2階へ上がるときれいなエントランスがお出迎え。受付を済ませて周りを見ると、クラブの販売はもちろん、奥ではレッスンも行われていました。

受付を済ませると、担当の方にフィッティングルームへ案内されます。

待っている間に室内を見渡してみると、設置されたたくさんのカメラとモニター、そして大きなスクリーン。まさにこれから「スイング解析されるぞ」的な雰囲気がビンビン伝わってきます!

PRGRサイエンスフィットの歴史

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PRGR NAGOYAの岡本店長直々に本日のフィッティングを担当していただくことになり、サイエンスフィットが生まれた歴史を伺ってみました。

元々は一般向けではなく、契約プロゴルファーのスイング解析のために生まれたものだったそうです。

当然プロ用として開発されたものだったため、解析にも高い精度が求められます。

その中でスイング解析が、一般にも「大切だ」と認識されるようになってきたそうです。そこでプロ向けだったこうした解析を、一般向けにマッチするように少しずつブラッシュアップして今の形になったんだとか。

サイエンスフィットがスタートしたのが2008年頃ということで、フィッティングはまだ歴史が比較的浅いんですね。

ちなみに今やゴルファーなら誰しも知っているヘッドスピード。このヘッドスピードを世に広めたのは、なんとPRGRなんだそうです。

フィッティングをする意味とは?

フィッティングと言うとちょっとハードルが高いようなイメージがありますが、皆さんにぜひフィッティングをしてほしい、とPRGR NAGOYAの岡本店長。

フィッティングを受けると、ボールの弾道やミスの傾向、アタックアングル(入射角)、バックスピン量などが数字でハッキリと出ます。

そのため修正したいポイントが明確になるのです。

また「どうなりたいのか」という希望と、解析したデータから、最適なクラブを選び出してくれるお手伝いもしてくれます。

合わないクラブを使って練習を続けるよりも、自分にぴったりのクラブで練習を続けたほうが将来的に見て上達が早いケースも多いですからね。

やはり解析で自分を知って、自分に合ったクラブを選ぶ。これってものすごく大切なことだったんです。

PRGRのサイエンスフィットのメニューとは?

PRGRのサイエンスフィットでは、いくつかにカテゴリに分かれていて

・解析
・ティーチング
・クラブフィッティング
・スイングスキャン

この4つに分類されます。

まずスイング解析とは、ボールのスピン量や飛距離、打ち出し角度、ドローやフェードなどボールの挙動、そしてアタックアングルや軌道、ヘッドスピードなどヘッドの挙動がデータ化されます。

これだけで自分のスイングが、インパクト周辺でどのような動きになっているのかが一目瞭然です。

そしてこの解析を元にしたティーチングも行われています。飛距離が伸びない、出球が左右に曲がるなど、ゴルファーにはそれぞれ違った悩みがあります。

その悩みが出てしまう原因や、どうすれば原因を修正できるのかといった細かなティーチングを受けられます。

ゴルファーの悩みを解決するために、スイングを変えていく以外にも、自分に合ったクラブ選択のお手伝いもしてくれます。

最後にスイングスキャンというもの。モーションキャプチャー(動作解析)を行うシステムです。

通常の解析は、ボール付近の、ボールの動きとヘッドの動きを解析してくれるシステムです。

それに加えて、体がどのように動いているのかを、細かにチェックできるのがこちらのスイングスキャンです。クラブを動かしているのは紛れもなく自分自身の体です。

その体の動きがどのように動いているのか、ばっちりチェックできてしまうんですね。

サイエンスフィットのスイングスキャンを体験!

ライターとやは、サイエンスフィットのスイングスキャンコースを体験させていただきます。

サイエンスフィットでは、解析、ティーチング、クラブフィッティング、スイングスキャンの4種類を組み合わせたメニューがあり、それぞれコースが分かれています。

Aコースは解析とクラブフィッティング。Bコースは解析とティーチング。そしてSSコースが解析、ティーチング、スイングスキャンとなっています(別途リピートコースもあります)。

この中で今回ライターとやはSSコースを体験していきます。

実際のサイエンスフィットの様子は次回へと続きます!