ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ゴルフスイングで捻転差の意識はありますか?~不調からの脱出vol.1
ゴルフイスングには、注意しなければならないポイントがたくさんあり、細かい点を意識し過ぎると、全体のスイングリズムが悪くなります。
ゴルフの不調はプロでもあるのですから、アマチュアは好不調の波があって当然です!
私も不調に陥って長いトンネルに入ってしまいました。
いろいろなことを試してみましたが、その試行が18ホール、1ラウンドは持たずに、挫折を繰り返して来ました。
この間も、練習は一生懸命やり、瞬間の開眼は何度もありましたが、継続せずにトンネルから脱出ができませんでした。
今回は、スイングの基本に戻り、注意点として上半身の捻転を意識することで、久しぶりに18ホール持たせることができました!
そのご報告です!
目次
肩を回すことを意識し過ぎて、下半身まで動いてしまっていた!
ゴルフスイングで、「左肩をしっかり回しましょう!」というのは、決まり文句のセリフですよね。
バックスイングで、左肩があごの下までしっかり入れば、上半身は捻転されて力強いショットが打てます。
ゴルフのラウンドで上級者と一緒になると、間違いなくこのようなスイングができています。
しかし、私もそうですが身体が硬い人は、なかなか左肩を深く入れることができずに、肩の入り方が浅くなってしまいます。これではミスショットになったり、球の力強さは出てきません。
そこで、何とか肩をしっかりと回そうとするのですが、それが上手くいかずに、四苦八苦します。そして、ここで腰を回すと肩も回るのではないかと、腰も回そうと頑張ります。しかし、これがまたミスを引き起こすことになります。
これを続けると、下半身と上半身との捻転差が少なくなり、肩が回っているようで、実際にはあまり回っていないことになります。
そもそも、身体が硬くて肩が回り難いのですから、下半身を動かそうとしても、肩の回り方はそれほど変わってはいないのです! それ以上に、下半身を回そうとする弊害が出てくることに気がつかずに練習していました!
今回も、試行錯誤してスイングをいじっているうちに、下半身が動き過ぎてしまいました。これでは球も飛ばなくなり、球の力強さは、すっかり影を潜めてしまいました。
バックスイングで身体を回すこと=できる限り下半身は動かないこと!
いろいろと試行錯誤して、スイングを考えていたら、身体を動かしそうとして、結果的に、下半身が動き過ぎるスイングになっていました。
ゴルフのスイングでは、バックスイングでどこまで回すかを考えると、肩は90度、腰は45度と言われます。
しかし、それは身体が柔らかい人の場合の理想で、身体が硬くて肩が回りにくい場合には、そもそも無理ではないでしょうか。
それよりも、肩の入り方は少し浅くても、下半身と上半身の捻転差を確保するスイングを目指したほうが、球の勢いも出て、安定したショットにつながると考えました。
以前にも同様のスイングを目指したことがありましたが、その時はなかなか上手くいかずに、挫折していました。
今回は、その時の教訓から、スマホでスイングを撮りながら、確認をして進めることにしました。
下半身ができる限り動かないことで、上半身との捻転差が生まれる!
上半身と下半身の捻転差が生むために、身体の硬い私の場合、下半身をできるだけ動かさずに、上半身を回転させていく意識を持つようにしました。
そうは言っても、上半身を回そうとすれば下半身は少しは動きます。しかし、下半身をできるだけ動かさないように意識して踏ん張ることで、少し肩の回り方が浅くても、確実に捻転差はできます。
これまでに、いろいろと教えてもらったり、アドバイスを受けたことを頭の中で整理して、細かいところではなく、スイングの基本的なところに注意をすることになった結果、ここに辿り着きました!
9番アイアンのハーフショットで、この意識が生まれて思い出した!
さて、久しぶりにこの捻転差を意識するスイングを実践することになりましたが、まだドライバーなどの長いクラブは、やや不安がありました。そこで、この捻転差を保つスイングの練習として、まず9番アイアンのハーフショットから始めました。
飛ばす気持ちではなく、ハーフスイングで、低いティーアップのボールを打っていきます。ボールを上げようとせずに、高さを一定に保つように、ハーフトップでもOKという気持ちでショットします。
この際に、上半身は肩を回しますが、この際には決して無理に回そうとしないこと、そして、下半身は膝の高さに注意しながら、できるだけ下半身が動かないように意識します。この時の意識は「捻転差」でした!
しばらく打っていると、その捻転差の感覚がわかってきました!
この練習ができたら、次は9番アイアンで通常のショットを打ちます! この時の意識も「捻転差」ですが、低いティーアップとマットの上を交互に練習します。
この捻転差の意識により、球の勢いが変わってきました。
捻転差と下半身を動かさない意識で、18ホールのショットは最後まで思い通りに進んだ!
さあ、この「捻転差」を意識したスイングで、今回は18ホール持つかな? と不安な気持ちでスタートしました。
スイングの意識を変えると、良いところもありますが、18ホールそれを続けることができずに、また変えてしまうということが少なくありません。
先日の不調はそれを繰り返してきましたが、今回は、途中ミスはありましたが、最後までこの「捻転差」の意識で、違うポイントに惑うことなく、ラウンドを終えることができました。
スコアもそこそこで、やっと少しだけ自信を取り戻したラウンドになりました。
しかし、これで終わりではありません! このスイングの意識を確かなものにする必要があります。
最終ホールのティーショットをビデオに撮ってもらいましたが、100%ではないものの満足できるスイングでした。
しばらく、このスイングを身に付けるように練習します!