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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

いいこと尽くめ!ハンドファーストを3ステップで習得する

「ゴルフ友達にハンドファーストにしたほうがいいと言われた」「ハンドファーストのイメージが湧かない」

今回はそんな中級ゴルファーさんのお悩みを解決します。

この記事を書いている私はゴルフ歴35年、2000年にプロテスト合格、ラウンド/コースレッスンを3500回開催ほどしています。

【本記事の目次】
・ハンドファーストとは?
・ハンドファーストにすると何が良いの?
・ハンドファーストはどうやったら身に付くの? 練習方法は?

ではご覧ください。

ハンドファーストとは?

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ハンドファーストとは、手元がクラブヘッドより先行してアドレスすることができていたり、手元がクラブヘッドより先行してインパクトできているスイング動作のことを言います。

さらに付け加えて、手元が先行しながらクラブシャフトと左腕が、ほぼ一直線になってアドレスしたりインパクトできていたりすることも重要なのです。

では次の項ではハンドファーストにすると何が良いのかを説明していきましょう。

ハンドファーストにすると何が良いの?

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ハンドファーストにスイングできるといくつかのご褒美があります。

その代表的なものを3つ挙げてみます。

1.ボールのとらえ方が良くなる

つまり、ダフリやトップ、右へのミスなどのミスショットが少なくなるのです。

具体的には、すくい打ちを抑制できることで「アッパー軌道によるトップ」「フェースの開きにより右へのミス」「早い手首のほどけによるダフリ」などのスイングエラーを抑制することができます。

2.バックスピンを掛けることができる

ハンドファーストにスイングすることにより、上から下へクラブヘッド打ち込むことができます。

結果として、ダウンブローでスイングすることができ、打球へバックスピンを強く掛けることができます。

グリーン上でボールを止めるショットを打ちたい人には、ハンドファースは必須動作ですね。

3.ボールの上がり過ぎを抑えてくれる

アイアンなどクラブのロフト角度以上に打球が上がり過ぎてしまうことに悩んでいる人が意外に多くいます。

実はこの悩みをハンドファーストが解決してくれます。

ハンドファーストを意識することでフェース面が下を向くことになり、ロフト角度通りの弾道になるのです。

特にショートアイアン(8番アイアン~サンドウェッジ)は、もともとボールが上がりやすいクラブなので、ハンドファーストを意識したいですね。

ハンドファーストはどうやったら身に付くの? 練習方法は?

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ハンドファーストを身に付けるための練習方法を3項目に分解して解説しましょう。

1.左サイドへ体重移動してハンドファーストに打つ

これによりスイング軸が右へ傾き過ぎてしまうスイングエラーを予防することができます。

結果として「すくい打ち」を抑制する効果があり、ハンドファーストでボールを打つことができます。

特にダフリとトップ、両方のミスが出てしまうゴルファーさんは左サイドへの体重移動に気を付けてハンドファーストの練習をしましょう。

2.コッキングをキープしてハンドファーストに打つ

トップポジションでできたコッキングを保ちながらダウンスイングすることが重要です。

なぜならコッキングがほどけるとハンドレイトになってしまい、手元よりクラブヘッドが先にボールに当たってしまうからです。

こう書くと「コッキングはずっと保ったままで打つの?」「リリースはしないの?」などと思う方がいると思います。

たしかにダウンスイングからインパクトにかけてコッキングは少しずつリリース(コッキングをほどき始める動作)します。

しかし、実際は早くコッキングをほどいてしまうことが多く、結果としてハンドファーストでスイングできないことが多いのです。

少し比喩的になりますが、インパクトまでコッキングをほどかないでスイングするイメージで大丈夫です。

そんなこともあり、トップポジションでできたコッキングを保ちながらダウンスイングすることが重要なのです。

3.骨盤の回転でハンドファーストで打つ

ダウンスイングで骨盤の回転を主導的に行いスイングをしましょう。

過去の記事でも説明をさせていただいたことがありますが、シンプルに言うとゴルフスイングは腕の振りと骨盤の回転の組み合わせです。

そして骨盤の回転が不足してしまうと、クラブヘッドが先行して走り過ぎてしまい、ハンドファーストがやりにくくなってしまうのです。

さらに骨盤を回転させることで左サイドへの体重移動がしやすくなり、さらにハンドファーストでインパクトしやすくなります。

最後に!

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芝生の厚い春~秋はともかく冬ゴルフでは芝生が枯れてしまい、芝生に厚みがなくなることで、芝生の上からボールを打つショットがとても難しくなります。

しかし、ハンドファーストでインパクトできるスイングが身に付くことで、冬の芝生でもミスショットが少なくなります。

ハンドファーストでのフォーム作り、頑張ってください。

今回は以上です。

ではまた次回Gridgeでお会いしましょう。