ゴルフスイング
とや
左手親指痛はなぜ起こる!?原因はそのグリップかも!?
こんにちは、ライターのとやです。
ゴルファーのケガ、と聞いて思いつくのが腰痛ですよね。そして次いで多いのが左手の親指のケガ(右打ちの場合)。
実はライターとやもこの左手親指のケガに悩まされた時期があったんです。
ツアープロでも左手親指を痛めてツアーを欠場する選手がいるほどです。この左手親指痛に悩まされているゴルファーはチェックしてみてください。
左手の親指が痛くなった原因はロングサムだった
トップでの切り返しやインパクトの時、ロングサムのグリップだとクラブとの一体感が出てコントロールしやすいと感じていたライターとや。
ロングサムとは、左手の親指をグリップに沿わせて伸ばす握り方です。「サム(thumb)」は親指のことです。
しかしそれで練習を続けていたら、左手の親指に軽い痛みが走った瞬間を覚えています。そこからはなんとなく痛いまま「イヤ~な予感」がしていたんですよね。
すると少しずつスイングに支障が出てきたため、故障してはマズいと感じて練習を中断。痛みが引くまでパター練習のみをしていました。
痛みが引いてからは親指の痛みにすっかり敏感になってしまい、スイングするたびに大きな負荷がかかっているのを感じたんです。
松山英樹、ジャンボ尾崎もロングサムで左手親指痛に
松山英樹やかつてのジャンボ尾崎もロングサムを採用するゴルファー。そして同様に左手の親指痛に悩まされた経験があるツアープロ。
ツアー中に左手にテーピングを巻いた痛々しい姿で、ツアーを戦う姿を見せたこともありましたよね。
もちろんこの二人だけではなく、他のツアープロも左手親指痛に悩んだ挙句、成績不振に陥ったり、欠場したりと、左手親指痛の影響はかなり大きなものです。
特にプロゴルファーの場合は、成績が生活に直結してきます。痛みが出ても強行出場しなければいけないときもあったのでしょう。
左手親指痛にはまず休養 痛みが引くまで我慢
アマチュアゴルファーの場合は、左手親指痛が出ているとき無理せず休養するのをおすすめします。
「痛い」と感じている以上、左手親指には相当な負担がかかっているでしょう。負担がかかっているのならば、痛みが引くまでゴルフは我慢。
痛みを押してゴルフを続けていると、どんどん治るまで時間がかかるようになってしまいます。
少しでもゴルフを長く楽しむためには、まずは痛みが抜けてから再開するようにすればいいんです。
左手親指痛の再発防止にはショートサムがいい
左手親指痛を経験してからというもの、またスイングを続けているといつかは痛みが出てしまうだろうということは容易に想像がつきました。
そのためショートサムを試してみたところ、痛みはまったく気にならなくなりました。
ショートサムとは、文字通りグリップに対して親指を短く握る握り方です。
もちろん感覚は変わってしまうので最初のうちは苦労しましたが、痛みでゴルフができなくなるよりは、とショートサムを採用した経緯があったんです。
ショートサムにすることで、グリップとクラブの一体感が減って、その代わりにヘッドを走らせやすくなったのを覚えています。飛距離が少し伸びた代わりに、スイングがややピーキーになりました。
それでもそれ以来、左手親指痛が再発することもなくなりました。
もしここをご覧の皆さんが「左手親指痛」に悩まされているならば、ショートサムをぜひお試しください。