ゴルフスイング
おっ3
飛距離アップにはどんな要素が必要なのでしょうか?
初優勝から大活躍が続く、黄金世代の原英莉花プロ。
ジャンボ尾崎を師と仰ぎ、『武器は飛距離!』という躍動感溢れるプレイが魅力です。
ゴルファーならば誰しも求める『飛距離』は、どんな要素で構成されているのでしょうか?
インパクト時のヘッドスピード!
ヘッドスピードが速いほうが飛ぶのは皆さん理解されていて、少しでもヘッドスピードを上げようと努力されていると思います。
では、ヘッドスピードは速ければそれだけで良いのでしょうか? 答えは『No!』です。
減速しながら迎えるインパクトと、インパクト後にも減速しにくい(加速中の)インパクトでは、飛距離に圧倒的な差が出ます。
力んで、切り返し直後にトップスピードを迎えると、インパクトまでの間にどんどん減速していることになります。
インパクトの直後に一押しできるような、ヘッドスピードの“質”を求めたいものです。
ミート率!
『おっ3』渾身のマン振り!!
ヘッドスピードの下は見切れていますが、『318ヤード』です。
プロのミート率ならば、このヘッドスピードが出ると350ヤードを超えると思います。
この時の感触としては、ヒールに当たった感じでした。
やはり、渾身のマン振りは危険を伴います。
とすれば、少しヘッドスピードを抑えてもバランスの整ったスイングをしてミート率を上げたほうが、はるかに効率が良くなり、平均飛距離は格段に向上すると思います。
中級者までのゴルファーは、ヘッドスピードよりもミート率を上げたほうが飛距離アップに直結すると思います。
最高の相棒を選びましょう!
自己最高の飛距離を得るためには、最高の相棒(クラブ、ボール)を選びましょう。
ご自分のヘッドスピード、パワー、体格、スイングタイプに合った道具選びは、自身を客観視すると良いかもしれません。
昔、『おっ3』がゴルフを始めたばかりの頃のことです。
身長が165センチくらいで、あまりパワーもない方が「俺のスイングはニック・ファルド(写真)のスイングそのもの」と豪語して、ロフト角、シャフト硬度、シャフトのキックポイントともにファルドに合わせていました。
当然のことですが、弱々しいボールで200ヤードも飛ばせませんでした。
クラブを選ぶ時は、プロの目でフィッティングしてもらうのが良いでしょう。その機会がなかなかない場合は、しっかりと試打してください。
その際には、スペックありきではなく、結果ありきで『相棒』を選んでください。