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ベン・ホーガンを再発見②もう一度飛距離を追及する~その4~

飛距離追及『技』編の続きです。

『モダン・ゴルフ』をバイブルとしながらも、天下の『ベン・ホーガン』との資質の違い(当然です)や53歳という年齢を考慮して、適正な『緩さ』を探りながらのスイング作り。今回は、

レッスン3 スイングの前半
レッスン4 スイングの後半
レッスン5 まとめと復習

以上について考察します。

レッスン3 スイングの前半

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バックスウィングでは、手・腕・肩がほぼ同時に動き始めて、腕がほぼヒップの高さに達したところから、ヒップが引っ張られ、それに伴い、左足が右に引っ張られるとしています。

トップでは、背中がターゲットを向くように、と。

ホーガンは「ほとんどのゴルファーが、肩の回転を止めて腕だけでクラブをトップまで動かす」と書いてます。

フルターンしているかどうかのチェックは、トップオブスイングで、アゴが左肩に当たっているかどうかでで判断できます。

女子プロゴルファーは、左肩にファンデーションがつくほどにターンしています。

『おっ3』はこの動きを実現するためのイメージを作りました。

自分の上半身がギリギリ入る筒の中にあって、その筒に触らないようにフルターンするというものです。

右足裏で地面をしっかりと踏みしめる事は言うまでもありません。

レッスン4 スイングの後半

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ダウンスウィングは、左のヒップを左に回すことで始めます。『おっ3』は飛球線の反対側に回すくらいのイメージを持ちました。

順番は、ヒップ⇒肩⇒腕⇒手です。

この順番でスウィングすると徐々に加速してインパクトを迎え、最大のスピードとパワーでフィニッシュまで行きます。

『おっ3』はこの動かし方については、ドラコン王の安楽拓也さんのイメージを加えます。

遠心力を活用する事とシャフトをしならせる事です。

ヒップターンに始まって連鎖する動きは、大きなエネルギーを生み出します。

この時、手は何もしない感覚なそうです。腕が腰の高さに降りて来るまでは、腕も手も何もしないとの事。

これによって、コックが溜まったままクラブが縦に降りて来ると思います。

両脇はアドレスの時のまま適度に締まり、コックは自然にリリースされてインパクトで最高のヘッドスピードでボールを叩く事ができるはずです。

レッスン5 まとめと復習

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よく目にするベン・ホーガンの美しいフィニッシュです。

『モダン・ゴルフ』には、復習のようにエッセンスが書かれています。

しかし、ここでは『おっ3』のエッセンスを書きたいと思います。

まずは、トレーニングはしているものの往年の身体ではない事を認識した飛距離の追及である事。

そして、ギアが入った時と、通常時とで出力を変えられるようにする事の2点を肝に命じたいと思います。

スイングは、『体重移動』よりも正確な『回転』によるものをイメージします。

前出した両肘の絞めは、フィギュアスケートのジャンプの時の姿勢に通じるものがあります。

高速で正確に回転するために必要な要素です。

足裏でしっかりと地面を踏みしめるのも、回転軸をぶらさないためのものです。

両肘を絞めてアドレスすれば、ダウンスイングでも右肘は絞まって来るはずです。

このスイングを、頭ではなく、身体に叩き込むように素振りします!