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プロゴルファーのスイングを徹底解説!アリヤ・ジュタヌガーン
こんにちは、ライターのとやです!
プロゴルファーのスイングを徹底解説、今回お送りするのはアリヤ・ジュタヌガーン。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ツアーではドライバーを抜いてティーショットでは3番ウッドやアイアンで打つセッティングで試合に望むこともあります。
びっくりするほどの飛距離を持つアリヤ・ジュタヌガーンのスイングの秘密に迫ります!
とにかくパワフルなスイングが特徴
どっしりした身体つき、豪快なスイングでとにかく「パワフルなスイング」という印象を強く受けます。
コントロールショットとは無縁とも思えるほどのフルスイングで、ギャラリーをワクワクさせてくれるプレイヤーではないでしょうか。
体幹と下半身の強さを感じる安定感が、このフルスイングの土台を担っているようです。
軽く力感のないスイングとは対照的で、パワーをしっかりとクラブからボールへ伝えているようなイメージですね。
強いねじれから反動を使った切り返し
アリヤ・ジュタヌガーンのスイングを見ると、トップを迎える前に身体が前へ移動。それと同時にすでに腰が回り始めています。
遅れて切り返しを迎える頃には、強く深い身体のねじれが生まれています。
この強いねじれから繰り出されるスイングが規格外のパワーを生み出し、アリヤ・ジュタヌガーンの飛距離を実現させているのでしょう。
それでもハーフウェイダウンから右手の強い押し込みで、振り遅れを防止。力強いインパクトを迎えています。
切り返しからインパクトでは腰の回転でスイング
ダウンスイングでは強く左足を踏み込むタイプと、強い腰の回転でクラブを引っ張っていくタイプとがいますが、アリヤ・ジュタヌガーンは腰の回転を使ってスイングするタイプです。
その証拠に、切り返しすぐでは、左足の形は変わらず体重が前方にスムーズに流れているのがわかります。
かかとが浮いて足の向きが変わったりするタイプは踏み込むタイプですが、それとは逆の動きをしています。
インパクト後に、回転力を受け止めきれなかったパワーが左足に伝わって開いています。
ヘッドの重さを感じながら、ダウンスイングでクラブを「落とす」イメージではなく、回転で引っ張るイメージでスイングをしているのでしょう。
フォローで右腕を強く使う
アリヤ・ジュタヌガーンのスイングを見ると、まるでドラコン選手のようにフォローで右腕を強く効かせている動きが見られます。
インパクトからフォローまではボクシングのアッパーブローのような動きが入っているのが分かるでしょうか。
これはおそらく右手首のリリースを限界まで我慢しているためでしょう。
これはボールを引っ掛けてしまう場合に、つかまり過ぎないようにする動きです。
もしかしたら過去アリヤ・ジュタヌガーンは左方向へのミスに悩まされていた時期があったのかもしれませんね。
力強くパワフルな男子顔負けのスイング
男子顔負けのパワフルなスイングをするアリヤ・ジュタヌガーン。しかしながら全身を強く使ったスイングはピーキーになりがちですが、安定した下半身や体幹が不安定さを押し殺しているのでしょう。
また右手のグリップも構えを見ると強めのトリガーグリップになっています。
強い回転力で、力のあるスイングをするアリヤ・ジュタヌガーンは、グリップを基本に忠実に安定感のある形にしています。
パワフルなスイングをモノにするためには、安定感を高めるエッセンスを随所に詰め込む必要があります。
アリヤ・ジュタヌガーンのスイング解説をご覧いただき、少しでもスイングの参考になれば幸いです。