Gride

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ゴルフスイング

Nick Jagger

アプローチはグリーン周りでの“絶対の1本”をつくりましょう!

グリーン周りでの絶対の1本というのは、通常のピッチ&ランで使用するクラブです。

アプローチショットの基本は「転がし」とよく言います。

とは言え、最初からボールを低く転がすランニングアプローチよりは、多少ボールを上げる要素のあるピッチ&ランで寄せたいケースのほうが圧倒的に多いので、ピッチ&ランで使えるクラブを1本つくっておくことが、スコアメイクの上でとても重要なのです。

キャリーとランのイメージを明確に持つ

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アプローチのベースとなる1本を持つということは、キャリーとランの比率を明確に知るということに直結します。

番手的にはアプローチウェッジが最適でしょうが、アベレージゴルファーはボールの落とし場所への意識が案外曖昧で、ピンが手前ならサンドウェッジ、奥ならピッチングウェッジというように簡単に決めつけ、ショット前のキャリーとランのイメージをあまり持っていないようです。

ピッチ&ランはカップではなく、落とし場所を狙うショット

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アプローチウェッジであれば、キャリー4、ラン6くらいの比率という具合に、自分なりの物差しをまずつくることです。

グリーンのアンジュレーションや速さ、芝目などの要素によって、多少の差が発生することを考慮したうえで、ボールをどこに落とせば、どこまで転がるというイメージをつくっておくのです。

例えば、ピンまで20ヤードであれば、キャリー8ヤード、ラン12ヤードの計算ですから、ボールから8ヤード先の地点に狙いを定めればいいことがわかり、ショットの目的がより明確になります。

絶対の1本があればこそ、他のクラブも臨機応変に使える

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絶対の1本はアプローチウェッジでなくても構いませんが、キャリーをランよりも多くしないことが前提となります。

最低でも5対5、ピンまで20ヤードであれば10ヤード上げて、10ヤード転がすという寄せ方です。

ピッチングウェッジならば、キャリーとランの比率は3対7、9番アイアンならば、2対8などと、1本ごとのクラブにおける比率を把握しておけば、もっと上げたいケースや、もっと転がす距離を長くしたいケースなどで、使うクラブを変えるだけで臨機応変に対応できます。

つまり、絶対の1本があるからこそ、ケース・バイ・ケースでキャリーとランの比率の足し算、引き算ができるようになるわけです。

まずは1本、絶対の自信を持てるクラブをつくりましょう!