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ゴルフスイング

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女子プロが一般男性よりも飛ぶ理由は、ミート率の違いにあり!

飛距離と言うのは、ヘッドスピードの速い遅いだけでは語れません。

まともに当たらなかったら、元も子もないからです。

つまり、いかにボールに高い初速を与えられるか、適正バックスピン量のボールが打てるかなどが、関係してくるのです。

すべては力ではないということ!

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女子プロが飛ぶというよりも、一般男性がそれだけ効率の悪いスイングで飛ばそうとしていることが、何より一般男性が女子プロより飛ばない原因です。

まず飛ばすには、初速を上げることが重要ですが、腕を振る力の大小ではないことを理解しなければいけません。

すべての女子プロは、自分の力で最高に近いシャフトのしなりを使えています。

それは何も、硬いとか柔らかいということではありません。

飛距離は、ヘッドスピードからいかに力を効率よくボールに伝達できるかですから、女子プロよりもヘッドスピードが出せるのであれば、理論的には飛距離で上回ることは可能です。

ただしそれは、女子プロ同様に効率よくスイングのパワーをボールに伝えられればの話です。

女性特有の柔軟さを、スイングに利用している

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女子プロは、テークバックからフォローまでがとても柔軟です。

力不足を柔軟性で補っている点にも飛ぶ理由が隠れています。

一般的に女性は、男性に比べ、肩関節や股関節が特に柔軟です。男性が無理にその点を真似しようとしても、いきなりでは身体を壊す可能性もあります。

一般男性が、女子プロの飛距離を超えようと思うなら、パワーだけに注目するのではなくて身体を柔軟にすることも大切です。

女子プロが飛ぶのは、彼女たちが自身のポテンシャルを効率よくスイングに活かしているからなのです。

しなりを使うために日常トレーニング

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女子プロが飛ぶ理由を考えるよりも、ヘッドスピードが同等なら、あの距離まで飛ぶのだということをまずは知ることです。

自分が、どれくらいクラブをしならせられるのかを知ることです。

硬いクラブをしならせられれば、それはもちろん飛距離アップに関わってきます。

しかし思うようにしならせられなければ、方向性さえも未知数です。

ラウンド中、3回に1回ナイスショットでは競技では使えません。

安定したスイングをブレずに何度でもできるようになるには、日常からトレーニングのメニューを考えなければいけません。

どう振れば、ボールを強く飛ばせるのか、研究も必要です。

トータルバランスが飛距離を作る

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女子プロは、男性に比べて劣る筋力を、あらゆるテクニックとトレーニングでカバーしています。

飛ぶ理由もそこにあります。

一般男性の場合、ドライバーを何本も長期的にテストすることは普通はできません。

しなりを使えたとしても、それが最大なのかはわかりません。

そして、ドライバーには反発係数なる規定がありますが、女子プロのそれは規定値ギリギリであるのに対し、一般的なクラブには若干のマージンがあるとも言われています。

道具に違いはあるものの、効率的な力の伝え方をしている女子プロのスイングからぜひ多くのことを学びしょう。