Gride

gettyimages/154763819
getty

ゴルフスイング

PAR RUSH 01

年齢を重ねたら、スイングをどう改造していくべきかを実感しました

Gridgeをご覧の皆さんは、比較的若い方が多いように思います。

若い皆さんは、身体も柔軟で「スイングで身体が回らない」というようなことを感じることはないと思います。

しかし、年齢を重ねるとともにいろいろな面で、ゴルフは辛くなってきます。

今回は、私よりもずっと年齢の高い方と同伴して、そろそろスイングを変えたほうがいいのではないかと感じましたので、そのお話をします。

若い時のスイングの特徴は?

getty

ジュニア時代からゴルフに取り組んでいるゴルファーのスイングとまではいかなくても、若い人は身体の柔軟性があり、しっかりと身体を回すスイングをすることができます。

最近活躍している女子プロなどを見ると、大半のプロが、同じように見えるスイングをしています。

ジュニア時代からプロやコーチについてゴルフを覚えると、このようなスイングになるんだ、というスイングです。

肩が深く十分に回り捻転されたバックスイングで、逆にフォロースイングでは、右肩が飛球線を指すような大きさが特長です。

本当に、惚れ惚れするような羨ましいスインクですよね! 身体の捻転が素晴らしいスイングです。

でも、これも若くて柔軟性のある身体だからこそできるスイングではないでしょうか?

年齢を重ねると、身体が回らなくなってきます!

getty

一方、年齢を重ねて行くと、身体が回らなくなり肩の入りが浅くなって、手打ちのようなスイングになってきます。

若い時には、少しぐらい身体の捻転が少なくて、肩の入りが浅くても、腕力も背筋もあるので、ある程度は飛ばせるでしょう。

しかし、年齢を増すに従ってそれは上手くいかなくなります。そして、捻転が少なくなったのに、若い時のスイングのまま腕力などに頼ろうとすると、球が散らばりミスショットも多くなります。

私がいろいろな方とラウンドしていて感じるのは、アップライトなスイングの方が、特に肩の入りが浅くなる傾向にあるということです。

☆年齢ととともに、もう少しフラットなスイングに変えていくべきだと思います!

変えていくスイングのポイントとは!

getty

私も、年齢とともにスイングはどうすべきかと悩んできた一人です。

明らかに、前はもう少し飛んでいたと感じることが多くなりました。

★そこで、2年前ぐらいからややオーバースイングでアップライトだったスイングを、フラットで、身体を回転させるスイングに変える改造に取り組んできました。

★未だ、道半ばのところもありますが、コンパクトなフラットスイングで、ヘッドを走らせる意識で、飛距離はそれほど落とさずにラウンドできています。

★バックスイングで、ヘッドを背中のほうに回していきます!

★しかし、このスイングは明らかにヘッドが見えないところにいってしまいます。従って、このスイングのポイントは、ヘッドが見えないところに行ってしまうという恐怖と戦いながら身体の回転で打つことです!

ヘッドを高く上げようとしても、身体は回転していない!

getty

昔、若い頃に覚えたスイングはアップライトで、ヘッドが首の後ろにくる、というスイングです。

今回ご一緒した方も、やはりこのスイングでした。しかし、手でクラブを上げていき、自分では身体を回していると思っていますが、実際には肩は回っていません。

これでは、飛距離も出ませんし、さらに飛ばそうとすると力が入ってミスします!

年齢とともにスイングを変えていくことはとても勇気のいることですが、これは絶対に必要なことだと思います。

もちろん、この方には言いませんでしたが、「肩が良く回っていますよね」と言われましたので、しっかりと観察していたと思います。

長年のラウンドの経験で、小技の上手さでスコアを作ってこれると思いますが、着実に身体に無理がきて、飛距離も落ちていくでしょう。

スイング改造は遠い道のりですが、長くゴルフをやるために、乗り越えて欲しいと思います。

私も、さらに確かなものにするために努力します!