ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
なぜここで出る!?嫌なシャンクの原因とピタッとその場で直す修正方法
こんにちは、JGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。
今回はシャンクについて記事を書きました。
ラウンド中に突然シャンクに見舞われてしまい、その後ゴルフにならなくなってしまった経験がある方も多いことと思います。
私も過去にプロテストで突然シャンクがで始めてしまい、残念ながらテスト不合格になってしまった経験があります。
さて今回は、そんなシャンクを深く掘り下げて、原因、矯正方法、意識するポイントなどを紹介します。
目次
シャンクが出てしまう根本的な原因は何か?
すごく単純に説明をしてしまうと、アドレスをしていたクラブヘッドの位置がコンタクト(インパクト)と比べて変わってしまったことが原因です。
つまりフェース面のセンターにボールを合わせてアドレスしていたものの、コンタクト時にはフェース面の根元側に変わってしまうと、シャンクのミスが生じてしまうのです。
何を意識すればシャンクを止めることができるのか?
ではなぜ元の位置にクラブヘッドが戻らないのかを一緒に考えてみましょう。
1.ストローク中に体全体がボールに近づいてしまった
2.コンタクト時に左脇が空いて手元が体から離れた
3.もともとアドレスでボールに近過ぎていた
4.もともとフェースの根元にボールをセットしてしまっていた
などなど、ここで挙げたことを意識し、動作に注意すればシャンクが出にくくなるのです。
ではその具体的な解決策を紹介していきましょう!
すぐにシャンクを止める特効薬ってあるの?
次はシャンクを止める特効薬を紹介します!
この方法、実は私のコースレッスンでも実際に行っています。
突然のシャンクにもすぐに対応でき、矯正効果が非常に高いことが特徴です。
みなさんにも、ぜひ試してほしいと思っています。
<シャンク矯正素振り>
1.まずは通常通りに構えます
2.ダウンスイングで映像のようにボールを打たずに、ボールの手前側を振ります
3.打球の際は自分側のボール側面を見てボールを打つ
とても簡単ですが、シャンクを矯正するのに高い効果があります。
この素振りをすることで自然に左脇が締まり、手元が体から離れなくなります。
結果としてクラブフェースの根元に当たらなくなり、シャンクを矯正することができるのです。
普段からシャンクのでないフォーム作りをしよう!
シャンクをしやすいフォームは2つあります。
1.インサイドアウト軌道
インサイドアウト軌道ではコンタクト以降に左脇が空きやすくなり、結果として体から手元が離れるためにシャンクが生じやすくなります。
左脇を締めてアウトサイドにバックスイングをして、ダウンスイングをインサイドへクラブを振り抜くようにするとシャンクを予防することができます。
2.軸がブレてしまい、体がボールに近づいてしまうスイングエラー
体がボールに近づかないためには軸を安定させることが大切です。
具体的な方法としては体幹を意識することが重要!
さらに深く掘り下げて説明をすると、下丹田と言われている場所(おへその少し下)を凹ませてアドレスをして、そのままクラブを振っていきましょう。
簡単ではありますが、無意識で軸のブレがなくなり、結果としてシャンクが出にくくなります。
シャンクを打たないコツ&ポイント!!
最後はシャンクを予防するコツを紹介します。
1.ボールから離れて構えましょう
とてもシンプルなことですが、シャンクが多い方は無意識でボールの近くに立ってしまっていることが多いです。
2.フェースの先端でボールを打つイメージを強く持つ
「何だ! そんなことか!」と言われてしまいそうですが、私のコースレッスンに参加いただいている方の多くが、先端で打つイメージを持っただけでピタっとシャンクが止まった事例が多数あります。
シャンクに悩んでいる方は一度、試してみる価値があります!
3.左脇を締めてクラブを振る
先に説明をしていますが、体から手元が離れなくなるので物理的にシャンクが出にくくなります。
とくにインサイドアウト軌道でスイングをしている方は強く意識してみましょう。
以上、今回はシャンクを予防する方法を紹介しました。
ではまた次回Grigdeでお会いしましょう!