ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
必ず目標を決めてデッドに狙うことのメリットについて
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、ボールを打つ時は必ず目標を決めてデッドに狙うというお話です。
ターゲットに集中する
生徒様とラウンドレッスンをする時に、時々目標をキッチリと決めて打ってもらいます。
それは、ドライバーでもパターでも同じです。それも目標は、ピンポイントで指定してから打ってもらいます。
例えば、ドライバーの場合なら「右バンカーの左に咲いているタンポポを狙います」と、細かく指定してもらい打っていただきます。
狙った場所に打てれば自信になりますし、目標を外せば原因の究明がしやすいのです。
「ターゲットに集中することは、ボールの方向を格段に良くする。ターゲットに集中すればするほど、あなたの本能と潜在意識はそのターゲットに向かう努力をする」
とは、スポーツ心理学者、ボブ・ロテラ博士の言葉です。
ピンポイントで狙う
ピンポイントで狙う習慣を付ければ、コースでの自分のミスの傾向がわかってきます。
ミスの傾向を知らないよりは知っているほうが良いです。
ミスの傾向を記録し、それをなくす練習をするのです。
練習場ではどうのようにしたら狙った場所に打てるのかということを追求して練習をします。
例え練習でも、狙った場所にボールが飛んで行くのはとても感動的です。
それに、パッティングの場合、狙いがピンポイントですから、目標より少し外れても、は入る確率は高くなります。
スイングは、以前「ゴルフスイングは、野球のアンダースローのイメージです」で書いたように、ゴミ箱にボールを投げ入れるのと同じです。
シャフトが目標を向くように振ります
最初は、近くに目標を定め少しずつ遠くへ投げるようにします。腕の振りもそれに合わせて大きくして行きます。
振り幅を大きくしていき、シャフトが目標を向くように振ります。
シャフトが目標を向くようなフォローを取れて、次の瞬間ボールがピン近くに落下すればライン出しショットの成功です。
フォローでシャフトが目標を向かないのならば、スイングプレーンに問題があると思われます。
アウトサイドインやインサイドアウトが強い場合シャフトは目標を指しません。
アウトサイドインのカット軌道で打った場合、ボールは止まりやすくなりますが、ピンに対する方向性は良くありません。
しかし、ライが良くない場合はカット軌道で安全にボールを打つことを優先します。
ライが良く積極的に攻めるのならばライン出しでピンを狙います。
私の書いた「ゴルフスイング上級編ピンを狙う」という本があります。
上級者向けに書いた本ですが、読んでいただければ参考になると思います。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。