ゴルフスイング
もーりー
チーピンにお悩みの人へ~右手のフックグリップが強くなる理由!~
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
つい最近今年の初打ちに行ってきたのですが、そのラウンドでドライバーショットのOBがなんと5発。
こんな新年早々がっかりな結果になってしまった原因は、右手のフックグリップが強過ぎることにありました。
右手のフックグリップが強過ぎるとフック(チーピン)が出やすい
いやー、参りました。
今年の記念すべき初ラウンドで痛恨のOB5発。
しかもすべて左に大きく曲げる引っかけのミス。
OBにならなかったショットもほとんどがチーピンのミスショットでした。
ラウンドも後半にさしかかったところで、さすがに見かねた同伴プレーヤーさんが悩める私にアドバイスをくれました(ちなみに私はプレー中にアドバイスや口出しされることにあまり抵抗がないタイプです)。
「右手のグリップがチーピンがしか出ない握り方になってるよ!」
プレー中ということもあり、同伴プレーヤーさんはそれ以上詳しくはお話されませんでしたが、この言葉で私のドライバーの不調の理由がわかりました。
同伴プレーヤーさんのおっしゃる通りで、ドライバーに限って右手のフックグリップが強過ぎて、右の手のひらが上を向いてしまっていました。
実は私は元々アウトサイドインのスイング軌道で、ゴルフを始めた頃は右に曲がるスライス系のミスに悩まされたタイプ。
そして右へのミスの対策で自然にクラブフェースが返りやすいフックグリップを採用するようになりました。
しかしゴルフにおいては何事もやり過ぎは禁物。
右の手のひらが上を向くくらいにフックに握ると、テークバックがフラットになりインサイドアウトが強まります。
さらにタチが悪いのは、フェースを返さないとクラブフェースが開いて右のプッシュアウトが出やすい握り方でもあるので、インパクトでフェースを返す動きが強まります。
そうすると今度はチーピンが止まらなくなるというわけです。
どうして右手のフックグリップが強くなるのか
ラウンド途中に右手のフックグリップが強過ぎたことに気づかされた私。
当然次のホールで右手のフックグリップの度合いを調整したのは言うまでもありません。
しかしドライバーショットがすぐに改善されたのかというと、そう上手くはいかないのがゴルフスイング。
右手のフックグリップが強くなり過ぎただけならすぐに改善されますが、もし別の箇所が悪さをしている影響だったとしたら、その根本原因(真因)を正さなければ左へのミスは治りません。
私の場合は完全に後者のパターンでした。
それでは右手のフックグリップが強くなり過ぎた真因は何だったのか。
まずひとつめは左肩。
右へのミスを嫌がって無意識に左肩がターゲットよりかなり左に向いてしまっていました。
さらにそれだけではなく左に向ける際に左肩を必要以上に上げてしまい、それにつられて右肩が下がってしまっていました。
右肩をわざと下げてからグリップを握ってもらうとわかると思いますが、これだと自然と右手のフックグリップが強くなりやすいのです。
ふたつめはハンドアップ。
身長が低めでさらに手が短い私はハンドアップ気味でアドレスしたほうがしっくりきます。
ただこのハンドアップもクラブフェースが返りやすく引っかけが出やすい構えですので、少しハンドアップの度合いが強いだけでチーピンが出やすくなりますし、これまた右手のフックグリップを誘発しやすいので困り者です。
右へのミスを恐れない勇気
私の場合、右手のフックグリップが強くなり過ぎる真因は左肩と手元(ハンドアップ)の過度な動きにありました。
それに加えてもうひとつ大事なことがありました。
それは右へのミスを意識し過ぎたこと。
左のミスも恐いが右へのミスがもっと恐いので、体が左に左に反応しボールがよけいに左に曲がっていたのは間違いありません。
右へのミスを恐れない勇気を持つことも次のラウンドまでの課題なのかな、と思っている次第です。
右手のフックグリップが強い握り方は、スライスに悩んできた人が行き着くグリップとも言われます。
私と同じように左への引っかけやチーピンが止まらないという人、特に左へのチーピンと右プッシュアウトが交互に出るという人は、アドレスでの右手のグリップをチェックしてみてください。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!