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ゴルフスイング

Nick Jagger

雨の日のバンカーは、アプローチウェッジを開いて打つ

雨の日のゴルフは、グリップが滑ったり、クラブフェースが濡れてスピンがかかりづらかったりするのを毎回考慮しなければならないので、普段のプレーと比べて、いろいろ神経を使う場面が多くなります。

そのうちの1つがバンカーショットではないでしょうか。

雨の日のバンカーショットはやさしい!?

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雨で砂が濡れると、砂は締まって硬くなります。

このような場合、乾いた砂の時とは違った打ち方が必要です。

とはいっても、実は濡れて締まった砂というのは、通常のバンカーショットよりもやさしいケースが多いのです。

砂が硬い分、クラブヘッドは砂に潜りにくく、普通ならダフってボールが飛ばないようなヘッドの入り方をしても、ある程度ボールは飛んでくれるからです。

ただし、ボールを上げるのは難しくなります。

AWまたはPWを開いて打つ

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前方のアゴが高い場合など、当然ボールを上げなくてはいけません。

そんな時は、クラブフェースを開いてバウンスを使うわけですが、砂が硬くなっているので、バウンスが跳ねやすく、トップしやすい状況です。

このような時は、サンドウェッジ(SW)ではなく、アプローチウェッジ(AW)やピッチングウェッジ(PW)を使い、クラブフェースを開きます。

AWやPWは、SWに比べてバウンスが少ないので、フェースを開いてもソールが弾かれにくいのです。

この場合、エクスプロージョンショットというよりも、むしろアプローチショットと同じ感覚の打ち方になります。

クラブヘッドをドンと打ち込みますと、やはりソールが跳ねてしまうからです。

グリーン上でランが多くなるというメリットもある

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雨の日にAWやPWを使うメリットは、もう1つあります。

それはSWよりもロフトが少ないため、スピン量が少なくなり、グリーンに落ちてからのランが多いということです。

雨の日は当然グリーンの芝も濡れていますから、ボールの転がりが重くなります。

SWで普段と同じ距離感で打ちますと、思ったよりもボールが転がらず、ショートしてしまうことが多いのです。

AWなどを使えば、その分転がりを補えるというわけです。

雨じゃなくても砂が薄くて地面が硬いバンカーでも応用できる考え方です。

ぜひ一度試してみてください。