ゴルフスイング
PAR RUSH 01
冬のグリーンは前半と後半で一変!その難しさへの対応!~上達シリーズ第73回
冬場の朝は、グリーンが凍っていることが多く、さらにグリーンの速さも加わって、パットに苦労することも少なくありません。
ところが、天気が良くてグリーンに陽が当たると、その顔は一変します!
昼食を食べて、後半をスタートしたら「あれっ!」ということにもなります。
冬のグリーンは、二つの顔を持っていると認識して、プレーするようにしましょう!
目次
朝のグリーンは氷の上のような滑り方!
朝早いスタートだったり、日陰で陽が当たるまでに時間がかかるグリーンの場合には、前半はほぼ氷のグリーンと考えたほうがいいと思います。
その上、寒い時期は芝も伸びずに、速いグリーンに仕上がっていることが、少なくありません。
特に、傾斜の強いグリーンで、上からのパットはほぼ氷の上のように、滑っていく感じになります!
球は止まらずにどんどん転がって行ってしまいます。
朝の練習グリーンで、上からのパットの感触を確かめてからスタートしましょう!
パットの注意もありますが、その前にグリーンを狙うショットにも、細心の注意が必要!
さらに、場所にもよりますが、関東でも朝の氷点下の気温で、グリーンが凍ってしまいます。
このような状況で最も注意しなければならないことは、凍ったグリーンに直接落として、とんでもないところまで跳ねてしまうことです。
2打目以降でグリーンを狙う場合には、グリーンの状態がわからないことから、手前から攻めていくようにしましょう!
これも、冬場のゴルフで大叩きを、防止するための知恵です!
最初のホールで、グリーンの状態を確かめたら、次のホールからはホールロケーションを確かめて、日陰でなければ狙っていきましょう!
昼頃には、凍っていたグリーンは溶けて、いきなり湿ったグリーンに変貌!
こうして、凍っているグリーンに手こずりながら、前半が終了しました。
この頃には、晴天で陽が当たっているグリーンは、凍っていた芝の中が溶けて柔らかくなってきました。
こうなると、朝の凍っていたグリーンでのパットとは、まったく違う状況になります。
当然、速さは前半とは違い遅くなり、タッチが違ってきます! 前半と同じような感覚でパットをすると、ショートします!
少し打たなければならない状況になります。
昼食が終わったら練習グリーンで、パット練習をしてみましょう! これだけでも対策になります!
このように、前半と後半でタッチが違ってくると、3パットになりかねません!
この日も、午後はグリーンは遅くなりました。これにより、全員タッチが合わなくなり、前半入っていた方も、なかなか入らなくなりました。
このようなタッチが合わなくなるのを防ぐためには、後半のスタート前に少しでも、練習グリーンでパットの練習をすることを、お勧めします。
この日は練習の時間はありませんでしたが、前半よりも強めなパットを心がけて、好調な後半のスタートを切れました!