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パター選びで重要な、3つのポイントをご紹介!
スコアに直結する大切なパターですが、選び方はあるのでしょうか?
今回は、パター選びに重要な、3つのポイントをご紹介していきたいと思います。
きちんと理解したうえで選んでみましょう。
パター選びで重要なポイント1 ライ角とは?
パターでは、まずライ角という角度が大切になってきます。
ライ角とは、パターの底(ソール)を地面と水平に接した状態にしたときに、地面とシャフトが成す角度のことをいいます。
ライ角がアップライト(角度が大きい)だと、自然に構えたときにトウ(パターヘッドの先のほう)が浮いた状態になりやすく、そのような状態ではフェースが左を向くので、ボールも左側に行きやすくなります。
いっぽう、フラット(角度が小さい)だと、アップライトの逆で、ヒール(パターヘッドの手前側)が浮きやすく、そのような状態ではフェースが右を向き、ボールも右側に行きやすくなります。
パターにおけるライ角の調整は専門のショップで対応できる場合もありますが、調節が難しいという方は、パターを購入する際に試し打ちをしてみたり、しっかり吟味したりして最初からライ角の合ったパターを選ぶことも大事です。
また、「ピン」など、一部のメーカーが行っているパターフィッティングを活用してもいいでしょう。
パター選びで重要なポイント2 ロフトとは?
ロフトとは、フェース面がどれくらい上を向いているかという角度です。
もしかしたら、パターのフェース面は地面と垂直になっていると思っている人もいるかもしれませんが、実は約2度から6度くらいのロフト角が付いているのが普通です(地面に垂直な面がロフト0度です)。
なぜグリーン上を転がすだけのパターにロフトが付いているのかというと、実はグリーン上のボールは、その自重で少しだけグリーンに沈んでいるのです。
ですから、パッティングした直後にちょっとだけボールを浮かせてスムースに転がせるようにロフトが付いているんですね。
それでは、自分に合うロフトのパターはどう選べばいいのでしょうか。
下りのパッティングで打ち切れない方や、体の真ん中付近でハンドレイト気味に構える人には小ロフトのパターが、下りのパッティングで打ち過ぎてしまう人や、左太ももの内側近辺でハンドファースト気味に構える人には大ロフトのパターが合っているでしょう。
パター選びで重要なポイント3 長さとは?
パターの長さは、普通に考えると「自分の身長に合うものを選ぶ」と思いがちですが、実はそうではないのです。
身長の高い人が自分の身長に合うパターを購入したところ、カップインできないということがあったそうです。そして、短めのパターを選んだら、簡単にカップインすることができたという話もありました。
なので、パター選びに身長は関係ないといえるでしょう。いろいろなパターを使って試し打ちをしてみて、自分が使いやすい長さのパターを選ぶことが重要なのです。
とはいえ、統計的には身長や腕の長さによって使いやすいパターの長さは変わってきます。これもやはり、フィッティングをしてもらうことで自分に合っているパターの長さを見つけることができるでしょう。
パター選びは重要!ポイントをおさえて選びましょう
パターはスコアを左右する、重要な場面で使用するゴルフクラブです。なので、パター選びはスコアアップを目指すうえでおろそかにすることはできません。
ポイントは、いかに自分が使いやすいかということです。思った方向に打てているか、思った距離を打てているかなど、ストロークのしやすさを基準にパターを見極めるようにしましょう。
購入する際は、必ず試し打ちすることをおすすめします。買ってから「自分には合わなかった」となると、お金ももったいないですし、カップインできずに苦労することもあるかもしれません。
また、パターの重さやバランスなども考慮し、納得したうえで購入しましょう。そして、日々の練習でカップインできるように努力することも大切なのです。自分に合うパターを見つけて、スコアアップを目指しましょう!