初心者
おっ3
あなたの感性を磨いてスコアアップしましょう!
『振り幅の大きさで自分の距離を測りましょう』というレッスンを目にしたことがあると思います。これは本当に実戦的なのでしょうか?
ショットの場合は、気温や風、パットの場合は、傾斜やグリーンの速さによって飛距離や転がりは大きく変わります。
いつもと同じ振り幅で、大きく飛距離や転がりが変わると、自身の基準が狂ってしまいスコアメイクが厳しくなります。
もっと、自分の感性を磨いて思い切りの良いゴルフをしてみませんか?
ドラコンキングにパターを教えてもらいました。
公式最長飛距離411ヤードを誇るドラコンキングの安楽拓也プロは、レッスンにも定評があります。
『おっ3』は、その安楽プロにパターの距離感の作り方について直接アドバイスをいただいたことがあります。
「振り幅なんて気にするよりも、カップから出て来たボールが自分に向かって来る様子を想像してみましょう。そのボールを打ち返してやるのが、適切な距離感です」というのがその時の教えです。
まったくそんな発想がなかったので、驚きました。
さらには「アマチュアは、振り幅とか気にして動きがガチガチになるほうが弊害が大きい」ともおっしゃっていました。
ビリヤードをする時に、キューの振り幅なんて考えませんよね。ゴルフも同じことだと思います。
朝の練習グリーンである程度の速さを感じたら、後は感性に任せてみるのも一つの手段です。
このほうが、イップスにはなり難いと思います。
グリーン周りでは!
パットと小技の上手さが光る鈴木愛プロ。
この写真のアプローチは、フェースを返さずに少しロフトを立てて転がして寄せるイメージだと思います。
考えているのは、『落とし所』と『弾道』のイメージで、「振り幅は何センチにしよう!」なんてことは考えていないと思います。
考えるべきは、振り幅ではないと思います。
『落とし所』と『弾道』が決まれば、ストロークのイメージが浮かんで来ると思います。
練習するのは、振り幅による距離の安定ではなく、『落とし所』と『弾道』に合わせたスイングです。
道具選びも感性で!
スイングを解析してクラブ選びをするのは、正しい方法だと思います。
しかし、それで少しでも違和感が生じた場合は、再考することをおススメします。
感性を裏付けるものがデータであって、データに基づいて感性にフタをするのは本末転倒ではないでしょうか?
『飛距離がほしい』と距離型(ディスタンスタイプ)のボールを選んだら、ボールの固さが気になって、アプローチやパットに悪影響が出る方もいると思います。
そんな方は、スピン系のボールに変えて感性に応えるほうがゴルフの質が上がると思います。
メカニカルなゴルフは、基準が崩れると脆さを伴います。
自身の感性を磨いて、どんな状況にも対応できる逞しいゴルフを目指しませんか?