ゴルフスイング
Nick Jagger
ドライバーからパターまで、同じスイングリズムで再現性アップ!
ゴルフスイングはリズム良く振らなくてはいけません。
「ゴルフはリズムを刻むスポーツだ」と表現する人もいるほどです。
まさにその通りで、ドライバーショットもアプローチショットもパッティングも、すべてのショットでリズムが大切だからです。
ドライバーからパターまで同じリズムで振る
リズム良く打つということは、スイングやストロークの余計な動きを消してくれるという効果があるのです。
そして自分のリズムをしっかり持って、毎ショット同じリズムで打てるゴルファーは、スイングやストロークの再現性が高いので、多少変な動きがあったとしても、狙った場所に確実にボールを運ぶことができるのです。
自分のリズムをしっかり持っているゴルファーというのは、ドライバーショットからパッティングストロークまで、すべて同じリズムで打っています。
ドライバーが「ワン・ツー・スリー」なら、パットも「ワン・ツー・スリー」なのです。
アマチュアの動きには淀みがある
例えば、ゆったりしたスイングリズムで振る宮里藍は、パッティングストロークもゆったりしています。
リズムが速いタイガー・ウッズは、パッティングも小さく速くストロークするタイプと言えるでしょう。
さらに、プロゴルファーは、コースを歩くリズムまで、すべて同じなのです。
ところが、アマチュアゴルファーは、同じドライバーショットでも毎回リズムが違いますし、ドライバーがゆったり打てても、アプローチショットやパッティングストロークが速いという人が多いのです。
しかも、インパクトで急に減速したり、パンチが入ったりするから、リズム感がまったくないのです。
動きに淀みがあるのです。
まずはパッティングでリズムを作る
パッティングは動きが小さいので、リズムに合わせてストロークがしやすいはずです。
頭の中で「イチ(アドレス)・ニー(トップ)・サン(フィニッシュ)」とリズムを刻みながら打つようにすれば、インパクトの緩みもパンチもなくなるはずです。
この時注意するのが、「サン」はインパクトではなく、フィニッシュだといういことです。
ときどき「サン」をインパクトにしてしまう人がいますが、それではフォロースルーがしっかり出ないので、ボールの転がりが悪くなります。
そうして、パッティングで自分のリズムを作り上げたら、そのリズムをすべてのショットで刻むようにしていくことが、上達への道につながるのです。