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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

冬の強風対策に欠かせない!低い球の打ち方教えます

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回のお話は、「低い球の打ち方」です。

低い球を打つのは、難しい打ち方ですが、これからの季節は風対策が必要です。

私の低い球の打ち方を覚えて活用してください。

強い風

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これからのゴルフは寒い風の日が多くなります。

風の中では、ボールの高低を打ち分けられることが理想です。

高い球は簡単に打つことができますが、低い球は簡単ではありません。

一般的に良くある方法は、「ティーアップを低くして、芯の下側で打つ」とよく解説されますが、それでは不具合なことが起こります。

例えば、ティーアップを低くすると、上から打ち込んでしまい、そのためにバックスピンが多くかかり、返って吹き上がる結果になってしまうこともあります。

例えば、ティーアップを低くした場合、ウッドは芯より下で打つと飛距離が落ちます。

飛距離を落とさないためには、芯で打つ必要があります。

通常なら、芯を外すにしても芯より上に外せば飛距離はそれ程落ちませんが、向かい風では、芯より上に外すとロフト角が増えることになり、当然打球も高くなってしまうので注意です。

ボールをレベルに打つために

それでは、どうしたら芯で打って飛距離を落とさず低く打てるのか?

低くというよりロフトの通りに打てば、強く前に進むボールを打つことができます。

つまり、インパクトゾーンをレベルにすることです。

私の方法は、ボールにバックスピンを余りかけないように「スイングプレーンをフラットに」します。

通常のトップは、飛球線後方から見てトップの位置が右肩より少し上のポジションなら、その位置より5センチから10センチ低い(右肩と同じか少し下)にトップの位置にセットします。

練習方法は、ドライバーで練習をします。

まず、フラットスイング(あくまでレベルブローが目的です)なら低い球が打てるという実験をしてみましょう。

やり方は、普通にティーアップして、ボールの位置は通常の位置より内側(ヘッド軌道の最下点)になるようにセットします。

ボールをいつもより内側にセットできたら、今自分でできる一番低い場所にトップを作り素振りをしてください。

トップの位置も自在にできるようにします

右肩よりグリップの位置が下にあるようにして、横振りスイングでボールを打ってみて、低いボールを打つことができるのを確認してください。

レベルブローで打てるのならばフラットスイングにする必要はありません。

低いボールが打てることを確認したら、通常のトップよりどのくらいフラットにすれば思い通りの打球の高さになるのか練習で見つけてください。

上級者になるためには、トップの位置も自分で自由に作らないと、いろいろな球筋に対応できません。

上級者でも球筋の高低を打ち分けることのできる人は少ないです(特に低い球筋)。

このテクニックを覚えて、上級者をびっくりさせてください。

私の書いた本の中で球筋の打ち分けを書いた本は「ゴルフスイング上級編ピンを狙う」です

上級者を目指す方はぜひ読んで見てください。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。