プロゴルファー
もーりー
松山の苦悩、秋吉の涙、そして額賀の覚醒!~三井住友VISA太平洋マスターズ~
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
松山英樹選手の今シーズン日本男子ツアー初参戦で注目を集めた『三井住友VISA太平洋マスターズ』。
この大会を制したのは、松山選手や初日から首位を快走した秋吉翔太選手でもなく、主催者推薦で出場した『ツアー屈指の飛ばし屋』なのでした。
松山選手の苦悩
日本ゴルフ界、いや世界のゴルフ界を牽引してきたスーパースター、松山英樹選手の調子が上がってきません。
今大会も優勝候補の筆頭だと思われましたが、猛チャージが期待された最終日も失速してしまい、まさかの46位タイでのフィニッシュ。
舞台となった太平洋クラブ御殿場コースは、松山選手自らコース改修に携わり、今年パー72からパー70の“世界基準”に変更したコース。
今回は自ら設定した数々の罠にはまってしまったカタチです。
しかし松山選手の状態はよくないですね。
春先のケガの影響もあるのかもしれませんが、練習ではまっすぐ打てても本番ではボールが曲がってしまうとのこと。
どうやらメンタル面が原因なのかもしれませんね。
松山選手の苦悩はいつまで続くのでしょうか。
悔し涙が将来の糧になる!
最終日のラウンド後に大粒の悔し涙を流したのは、今シーズン2勝を挙げてブレイク中の秋吉翔太選手。
今大会見事なスタートダッシュで初日から最終日の16番ホールまで首位をキープ。
完全優勝かと思われましたが、17番をボギー、18番はOB&打ち直しのティーショットも大きく曲げてのダブルボギーとしてしまい、惜しくも優勝を逃してしまいました。
今回は残念な結果に終わりましたが、今回の悔し涙がきっと将来の糧になるはずです。
今後の秋吉選手に注目です。
日本ツアー屈指の飛ばし屋がついに覚醒!
そして今大会で見事ツアー初優勝を飾ったのが額賀辰徳選手。
日本ツアー屈指の飛ばし屋として知られ、年間ドライビングディスタンス1位の座に4度も輝いています。
しかしここのところは下部ツアーを主戦場とするなど苦労してきました。
今年もツアー前半戦の出場権を獲得したものの結果を出すことができず、今大会は主催者推薦での出場でした。
来年のシード権獲得を目指してQTを受ける準備もしていたツアー13年目の34歳。
まさに起死回生、一発逆転での優勝&シード権獲得となりましたね。
元々世界と渡りあえるポテンシャルを持つ額賀選手。
これを自信に更なる活躍を期待したいですね。
というわけで額賀選手の初優勝を祝福しつつ今回はこのへんで。
それでは、また!