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6月14日(木)第118回全米オープン開幕!優勝は?僕の本命は松山英樹!中継スケジュールまで!

2018年6月14日(木)ニューヨーク州ロングアイランドにあるシネコックヒルズGCにて第118回全米オープンが開催されます。

同コースでは、過去に1896年、1986年、1995年、2004年の4回の全米オープンが開催されています。

前回開催されたときは、丸山茂樹プロが4位タイに入り、観戦に熱がこもった記憶が蘇ります。

優勝は南アフリカのR・グーセン。いわずと知れた当時、世界トップクラスのショットメーカーです。

今回は2004年大会から約500ヤード距離を延ばし、7445ヤード(パー70)というモンスターコース!

僕がプレーしたら100切れるかな?

シネコックヒルズGCとは

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1891年、127年前に開場した「世界のゴルフコースランキング」で6位に入る世界の超名門コースです。

1891年といえば日本では明治24年、大津事件なんてのがあったらしいです。

「世界のゴルフコースランキング」には、日本からは廣野GC、川奈ホテルGC富士C、霞ヶ関C、東京GCあたりがランクインしていますが、いずれも名門ですねえ。

僕は川奈しかプレーしたことがありません。

シネコックヒルズGCは、前大会から約500ヤード距離が延び7445ヤード(パー70)ということですが、前大会の2004年の最終日、平均スコアが78.7。

リンクスタイプのコースですから風が吹いたらトッププロでも手に負えないということでしょう。

リンクスといえば全英オープンですが、グリーン周りはマスターズが開催されるオーガスタナショナルGCに近いような気がします。

優勝は松山英樹に違いない!

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松山英樹の強みって何?

300ヤードを超える豪快なドライバー? ピンを指す正確なショット? 当然ボールストライキング(ティーショット・セカンドショットを含めた総合的なショット力を数値化したもの)ではPGAランキングでも上位にランクインしています。

今シーズンは2月の左手の故障などあってボールストライキングは18位ですが、先週のメモリアルでは正確なショットがだいぶ戻ってきています。

特にアイアンの精度が求められる今回のシネコックヒルズGCは、松山英樹に向いているというのが一般的な見方。

僕が強みとして強調したいのが、“芝の短いライからのアプローチ”です。

日本ではペタペタのライという表現が多いですが、芝の粘り気が強くスティッキーな芝からのアプローチは、日本には少ないので馴れていないというのが日本育ちの宿命。

ところがですよ、松山英樹はいとも簡単にボールの下にクラブを入れてくる。

おそらくバウンスの少ないウェッジを使っているのだろうと思われるのですが、このウェッジの扱いが抜群にうまい。

ギャンブル的にロブショットをするとかではなく、普通に強烈なスピンのかかったアプローチで距離感が出せている。

アマチュア時代からマスターズでローアマチュアを取ったりしてましたから、グリーン周りの芝が短く刈られているコースというのは松山英樹にとって得意コースなのでしょう。

今年のマスターズで11番(最終日だったかな?)池に向かった下りのアプローチを簡単に寄せていたのには驚きました。

TBS解説の中島常幸さんが「俺には寄せられない」と言って驚いていましたが、もはや世界一なのでは? とも思えます。

今回の全米オープン。過去最高の期待値で観戦しよう!

全米オープン中継予定

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●ゴルフネットワーク

6月14日(木)
午後9:30~午前8:30 衛星生中継 2018全米オープンゴルフ選手権 1日目

6月15日(金)
午後10:00~午前8:30 衛星生中継 2018全米オープンゴルフ選手権 2日目

6月16日(土)
午後11:00~午前8:30 衛星生中継 2018全米オープンゴルフ選手権 3日目

6月17日(日)
午後10:00~午前8:00 衛星生中継 2018全米オープンゴルフ選手権 最終日

各日再放送あり

●テレビ朝日

【第1日】
6月14日(木)深夜2時26分~

【第2日】
6月15日(金)深夜2時25分~翌朝8時

【第3日】
6月16日(土)深夜2時35分~翌朝8時30分

【最終日】
6月17日(日)深夜2時20分~翌朝7時30分