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プロゴルファー

もーりー

“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権は来年から3月開催に!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

現地時間の5月10~13日に開催されたアメリカPGAツアー『ザ・プレーヤーズ選手権』。

“第5のメジャー”とも言われるビッグトーナメントはウェブ・シンプソンの復活優勝で幕を閉じました。

そしてこの試合は来年からは従来の5月開催から、3月開催に変更となります。

たかが開催時期が変わるだけと思うかもしれませんが、これって選手たちにはかなり影響が出そうなんです。

“第5のメジャー”と呼ばれるビッグトーナメント

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今年はシンプソンの復活優勝で幕を閉じた『ザ・プレーヤーズ選手権』。

中尺パターの名手として知られ、全米オープンチャンピオンでもあるシンプソン選手。

2016年以降のパターのアンカリング規制の余波を受け、パッティングストロークの変更を余儀なくされ、ここ数年かなり苦戦を強いられていましたが、今大会は4日間首位を独走の完全優勝でした。

シンプソン選手、本当におめでとうございます!

ところで、この『ザ・プレーヤーズ選手権』は“第5のメジャー”とも呼ばれ、世界ランク上位者がこぞって出場します。

優勝賞金も198万ドル(約2億2千万円)と破格です!

ただ開催コースのTPCソーグラスは、池に囲まれた17番のショートホール(パー3)を中心に、戦略性の高さで名を馳せてきましたが、今年の優勝スコアは-18。

圧倒的な飛距離による近年のパワーゲームの影響で、コース本来の難しさが影を潜めてしまいました。

来年からは3月開催に!

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そんな『ザ・プレーヤーズ選手権』ですが、実は来年からは従来の5月開催から3月開催に変更となります。

たかが開催時期が変わるだけ、と思うかもしれませんが、これって選手たちにはかなり影響が出そうなんです。

まずはマスターズとの兼ね合い。

これまでは多くのトッププロたちが4月初旬の『マスターズ』にピークがくるように出場試合を調整してきました。

しかしその前月に『ザ・プレーヤーズ選手権』が開催されることは、マスターズまでの肌寒いシーズン序盤で試合数を抑えていた選手たちにとっては、スケジューリングに頭を悩ませる問題になりそうなんです(この試合はそのくらい権威のある大会なのです)。

そしてもうひとつは天候の問題。

開催コース、TPCソーグラスのあるフロリダ州の3月は、5月に比べて風が強いことで有名です。

また時期的にも、場合によっては“寒さ”と対峙しなければならないシチュエーションも出てくるでしょう。

飛距離は出しづらい、バミューダ芝の転がりも抑えられるということで、TPCソーグラスもここ最近影を潜めていた“コース本来の難しさ”を取り戻すかもしれません。

最終日のイメージカラーは何色に?

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『ザ・プレーヤーズ選手権』は最終日が母の日ということで、選手、ファン、関係者がピンクのウェアを身にまとうことで、会場全体がピンクに染まるのが恒例になっていました(ゴルフ以外のスポーツ、野球のメジャーリーグも同様のことを行っていました。アメリカらしい粋な計らいですね)。

しかし来年からは3月開催となります。

その時期にアメリカではセントパトリックデーという祭日があり、それに因んでグリーンがテーマカラーになるのでは? という予想もあるようです。

しかし私はそれには懐疑的。

だってグリーンといったら間違いなく『マスターズ』のカラーでしょ!

ですから私の予想は、これまでどおりのピンクを継続です!!

皆さんは何色だと思いますか?

答えは…来年の3月を楽しみにしましょう♪

それでは、また!