プロゴルファー
もーりー
今シーズンすでに2位が3回!勝ちきれない“エリカ様”に勝ってほしい!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
5月11~13日に福岡カンツリー倶楽部(和白)で開催されたLPGAツアー『ほけんの窓口レディース』。
私の地元である福岡での開催ということで注目をしていましたが、最終日の荒天のなかで栄冠を手にしたのは鈴木愛選手でした。
今期すでに3勝目。強いですよねー。
2年連続の賞金女王も現実味を帯びてきましたね。
そして惜しくも2位だったのが、“エリカ様”こと菊地絵理香選手。
これで今シーズン3度目の2位。
ホントに優勝目前のところまできているのに勝ちきれないですねー…。
優勝の流れは完全に来ていましたが…
激しい雨にみまわれた『ほけんの窓口レディース』最終日は、最終組の鈴木愛、菊地絵理香両選手の一騎討ちの展開となりました。
そんななか一進一退のデッドヒートの展開に動きがあったのは15番のミドルホール(パー4)。
2打目を大きく右に曲げた鈴木選手は、アプローチも寄せ切れずにボギーとしてしまいます。
対する菊地選手はグリーンそばからのアプローチをねじ込んでのバーディー!
この時点で菊地選手が首位に立ち、2位Tの鈴木選手とは2打差、完全に菊地選手が優勝する流れだったと思います。
しかし菊地選手が続く16番のショート(パー3)、17番のミドルを連続ボギーとしてしまい、鈴木選手に並ばれてしまいます。
そして最終ホールのロングホール(パー5)での3打目勝負。
フェアウェイからの3打目をピンそばに寄せてバーディーを奪った鈴木選手に対して、ラフからの3打目を寄せきれなかった菊地選手。
しっかりと打ったバーディーパットもカップに数センチ届かず無念のパー。
今回も2位に甘んじてしまいました。
今シーズン3回目の2位フィニッシュ
私も地元ということで何度かプレーしたことがありますが、和白の16~ 18番の上がり3ホールはとても難しいです。
菊地選手が16番のショートホールでグリーンを外したのも無理はありません。
しかし16番か17番はどちらかをパーでしのいで欲しかったですね。
解説の樋口久子さんも仰っていましたが、最終日のバックナインでの詰めの甘さが菊地選手が勝ちきれない原因なのかもしれません。
これで今シーズン3回目の2位フィニッシュ(タイ含む)。
ただ2位となった大会は、今回の和白をはじめ、ヤマハレディースオープン葛城、フジサンケイレディスクラシック(川奈)と、女子ツアーのなかでも屈指の難コースなんですよね。
そのなかで優勝争いを繰り広げられるわけですから、実力は申し分ないはずなのです。
“エリカ様”の優勝を早く見たい!
私は以前より菊地選手のことを応援してきました。
プロゴルファーらしからぬ美白と、愛くるしいルックスがオジさんを虜(とりこ)にしているのは言うまでもありませんが、それよりも私が注目するのはショットの正確性です。
女子ツアーのなかでショットの方向性が安定している選手といえば、ストレートボールの使い手である申ジエ選手(韓国)の名前が真っ先に挙げられることが多いと思いますが、菊地選手も負けていないと思います。
典型的なドローボールヒッターなので、ストレート軌道ではありませんが、軽いドローのかかったショットに定評があり、ドライバーからアイアンまですべてが正確です。
特にフェアウェイウッドやユーティリティーでのショットは秀逸で、200ヤード近い距離からでもグリーンに乗せてくることもしばしばです。
身長も157センチと一般の女性並みの菊地選手のスイングは、Gridgeをお読みのゴルフ女子の皆さんにはぜひ参考にしてもらいたいです!
1988年生まれで、7月には30歳を迎える菊地選手。
若手の有望選手が次々に現れるLPGA女子ツアーにあっては、ベテランの域に入るのかもしれません。
しかし優勝争いを繰り広げる姿を見る限りは、まだまだ若い選手よりも実力は上です。
次こそは三度目ならぬ“四度目の正直”での優勝を、そして年末までには自身初の複数回優勝を期待しています!
頑張れー! エリカ様~!!