昨年賞金女王の鈴木愛。さらにバージョンアップして2年連続女王も？

こんにちは！

先日のスタジオアリス女子オープンで今シーズン2勝目を挙げた鈴木愛プロ。

昨年の賞金女王なのですが、2年連続の可能性も？？

私が感じる所見も含めてお伝えしたいと思います。

どんなんかな？　それでは行ってみよう！

韓国人プロばかりが勝つ女子ツアー

ここ数年女子ツアーでは、USLPGAでも日本のLPGAでも優勝するのは韓国勢ばかり。

なぜ韓国人プロはそんなに強いのか？

理由は、理にかなった再現性の高いスイングをしているから。

力やタイミングに頼ったスイングではないため、3日目でも安定している。

USLPGAでもLPGAでも、力やタイミングを合わせる必要のある変則スイングの選手が多いです。

ある韓国人プロの関係者が言っていた事として人伝に聞いた話ですが、

「日本のツアーで勝つ事は簡単。最終日にアドバンテージがあれば、ほぼ優勝できる。無理をしてバーディを狙いにいかなくても安全なゴルフをしていれば勝てる。

変則スイングの日本人プロは2日目まではいけても、疲れてくる3日目になると、タイミングを合わせる事が難しくなり、勝手に落ちていってくれる。

狙えるホールはバーディを狙っていくが、難しいホールでパーをキープする事ができれば優勝することになる」

と言っているそうです。

鈴木愛プロも変則スイング

数年前くらいだと思いますが、私が鈴木愛プロを初めて見たときに感じた事は、長所としては、スイング時の足首の柔らかさ。

この時はそんなにパットは巧くなかったと思います。スイングとしては、変則的なスイング。

右に大きく頭が動き、シャフトプレーンを大きく外れるテークバック。

極端にインサイドに引いてから上にクラブを上げてトップを作る変則スイングで、インサイドに引くためにシャフトクロスが大きく出ている。

傾斜や疲れてくる3日目には、ナイスシヨットをすることが難しいスイングだなと感じていました。

それでもアプローチとパターで賞金女王。すごいです。

2018年スイング改造の鈴木愛プロ

シーズンオフに何をしていたのか？　が分かるほどの変わり様。

テレビ中継で解説者もなぜその事に触れないのか解らないですが、スイングが大きく変わっています。

そして筋トレ？　ウエイトトレーニング？　少し体が絞れたように感じます。

具体的には、テークバックのシャフトプレーンがきれいになっている。

あの、極端にインサイドに引いてから上にあげて作るトップではなくて、スムーズにテークバックしてトップを作るスイングに改造されている。

右に頭が動く事とシャフトクロスはまだ治っていませんが、昨年のスイングに比べると再現性が高まったと思います。

シーズンオフの数か月で試合で使えるほどのスイング改造の仕上がりはすごい。そして結果も出ている。

また勝つために、自分のスイングの弱点を認識できていた事もすごいと思います。

あの、ふてくされが見れなくなると少し寂しいです（笑）。

このスイングとパターの巧さがあれば今年もあと2～3勝。

2年連続賞金女王を獲る可能性は高いと思いますが、みなさんはどう感じますか？