プロゴルファー
とや
キム・ハヌルの動画で学ぶスイングの基本 オフショットもお届け!
こんにちは、ライターのとやです!
ボクはキム・ハヌル選手が大好きなんですよ!
なんでって母国韓国でスマイルクイーンとまで呼ばれた美貌に美しいスイング、華麗なショット……どれをとっても完璧。
またうれしいことにキム・ハヌル選手のインスタグラムは、日々の様子やスイング動画をたくさんアップしてくれているんです。
やっぱりファンとして、応援する選手はチェックしなければなりませんね。
キム・ハヌル選手のスイングや、SNSのオフショットはファンでなくとも必見です!
目次
キム・ハヌル選手といえばスイング動画 スローモーションは必見!
キム・ハヌル選手のインスタグラムでは多くのスイング動画がアップされています。
無駄のない美しいスイングは、競技志向のゴルファーにも参考になるのではないでしょうか。
韓国選手らしい無駄のない力が抜けたスイングです。
探してみると過去にも、超スローモーションのアプリを使ったゴルフスイングを見ることができますね。
手の内を見せない! というつもりはないとは思いますが、こうしたスイング動画を頻繁にアップしてくれるプロゴルファーは他にはあまりいないように感じます。
キム・ハヌル選手のスイング解析 ドライバー
キム・ハヌル選手のドライバーショットを見てみましょう。
2020年現在は少し調子と落としているものの、ドライバーの平均飛距離は230ヤードを超え、フェアウェイキープ率も70%近くと安定したショットの持ち主なのがわかりますね。
ドライバーを見てみると、アドレスは肩幅よりやや広め。ボディターン主導で軸を中心に上体をねじっていきます。
このとき後ろに体重が大きく移動するタイプのスイングと、重心がほぼ動かず捻転させるタイプのスイングのゴルファーがいますが、キム・ハヌルは後者のタイプ。
いわば体重移動をあまりしないスイングタイプと言えますね。
トップも飛球線方向をクラブが差し、そこからワンプレーンでクラブが下りてくるスイングをしています。
ダウンスイングでは上体にクラブがついてくるように動きます。しかし上体がボールの正面を向いた時に、上半身の動きが止まります。
そこで上体を止めて手も減速。ヘッドがここで一気に前に出てきているのがわかりますよね。この動きでヘッドを走らせていたんです。
フェースの開閉に注目をしてみると、テークバックからトップまで、自然な位置をフェースが指し示しています。これはキム・ハヌル選手が、極端なシャットフェースにしていないことを意味しています。
またダウンスイングの始動から、頭の位置が一切前に動きません。じっとボールだけを見つめているかのようなスイングですので、この美しいスイングと安定感が生まれているのでしょう。
ヘッドアップや前にスエーするようなタイプのスイングではありませんので、再現性が高く、コンスタントに正確なショットを繰り出している、と言えるでしょう。
再現性の高さはミート率の高さに直結します。ショットも安定させながら、飛距離も伸ばす秘訣がここに隠れていますね。
キム・ハヌル選手のスイング解析 アイアン
ドライバーショットの形をそのまま小さくしたようなアイアンショットのスイングですね。
もちろんドライバーよりも短いクラブなので、スイングがやや縦振りになってはいますが、大きなスイングの違いは感じられません。
ただスイングが小さくコンパクトになったために、フォローの形も少しだけ小さ目になっています。
アイアンはそのクラブの特性上、飛距離を出すクラブ、というよりは決められた距離を正確に打ち分けるクラブです。そのためインパクトからフォローにかけても、体が前に流れない、顔がずっと残ったままになっている、という特徴が見て取れます。
ドライバーでも同じ特徴がありますが、キム・ハヌル選手のスイングで特筆すべきはその右足です。
バックスイングからダウンスイング、インパクト、フォローまでずっと右足が地面をとらえています。
右足が地面から離れてくるのはフォロースルーに差し掛かって、地面と腕が平行になったくらいのタイミングからです。右足が粘っている分だけ、体が開きません。体が開かないためにフェースも閉じてボールをつかまえられるんです。
アイアンでもインパクトの周辺では上体が止まって、ヘッドを走らせているのがものすごく見やすいですね。
キム・ハヌル選手のスイングエッセンスを取り入れて美スイングに!
キム・ハヌル選手のスイングはアマチュアゴルファーにマネをしてほしいポイントがたくさんあります。
飛距離の出し方、ボールのつかまえ方、スイングの再現性の高め方など、どれを取っても一級品です。
またキム・ハヌル選手は身長170センチと、日本人男性の平均に近い体格をしています。
そのためキム・ハヌル選手のスイングエッセンスを取り入れたスイングをすれば、美しい理に適ったスイングが身に付くはずです。
キム・ハヌル選手のスイングの特徴とコツ
キム・ハヌル選手のスイングの特徴とコツをまとめてみました。
・スイングで体重を前後に移動させない(軸を中心にスイングする)
・バックスイングからトップまで極端にシャットフェースにしない(トップでは前腕と手首の角度は真っすぐ)
・アドレスからフォロー付近まで顔の位置は動かさない(ボールを見たまま)
・フォロー付近まで右足がめくれない
・ボディターンをインパクト付近でストップさせてヘッドを走らせる
キム・ハヌル選手のスイング特徴と、真似をしてほしいポイントはこの5つです。
このポイントが押さえられれば、再現性アップ、ヘッドスピードのアップ、ボールがつかまる、などたくさんのメリットを享受できるようになりますよ。
キム・ハヌル選手は9番アイアンがスイングの基本
キム・ハヌル選手はいろいろな取材で、「自分のスイングの基本は9番アイアンだ」と答えています。
ショートアイアンは飛距離を出さなくてもいいので、スイングに力みが生まれません。またフェース管理をするにも、短いショートアイアンで適度な重さがあるため、9番アイアンが一番やりやすいのだとか。
キム・ハヌル選手が調子を落とす時は、トップからの切り返しでの打ち急ぎと本人は分析しています。アマチュアゴルファーにもこうしたクセがある方はかなり多いのではないでしょうか。
コントロールのしやすい9番アイアンで、ボディターンと切り返しのタイミングをきっちりと合わせる練習をしているのでしょう。また崩れたスイングの修正にも9番アイアンはうってつけです。
あなたもショートアイアンでスイングを作って、キム・ハヌル選手のように美スイングを目指してみませんか?
注目選手だけに試合中もたくさんの写真
スイングばかりではなく、その美しさからも注目を集めているキム・ハヌル。
キム・ハヌル選手本人が「誰?」とツッコミを入れているインスタグラムの画像です。
この写真、実はキム・ハヌル選手が髪を切ってから、初のメディアへ露出した試合なんです。
元々ポニーテールに結んだ髪が背中まであるロングヘアだったのですが、この試合からバッサリとショートカットに。
こんなキラキラで眩しい写真は、さすがスマイルクイーンの称号を与えられた選手ですよね。
ゴルフだけじゃない!豊富なオフショットが魅力
プロゴルファーという職業ながら、キム・ハヌル選手のインスタグラムには日々のオフショット写真も充実しているんです。
これがファンにとってはたまらないんですよね。
スイーツを楽しんでいる姿だったり、ゴルフウェア以外のファッションの投稿だったり、こうしたサービス精神のある選手はあまり見かけない気がします。
ついつい過去の投稿までさかのぼって見てしまうんですよねぇ……アイドルを追っかけている人の気持ちがわかります(?)。
同性同名の韓国の俳優さん【キム・ハヌル】
キム・ハヌルと検索をすると、ゴルファーではない方が検索にヒットします。実はこちらのキム・ハヌルさんは韓国の俳優。
1998年のデビュー以来、映画やドラマ、CMなどで大活躍をしているんです。韓国のドラマでは40%近い視聴率をたたき出すなど、韓国のトップ女優さんです。
検索をすると違う方が出てくるので、不思議に思った経験がある方もいるかもしれませんね。
韓国ドラマのファンならば、一度は見かけたことがあるかも!?
これからもキム・ハヌル選手の活躍から目が離せません!
日本ツアーでの韓国選手の台頭が著しい昨今。
日本選手もがんばってほしいものですが、このルックスにインスタグラムで日々の姿を見せてくれるキム・ハヌル選手も応援したくなってしまいます。
賞金ランキングでは鈴木愛選手が1位となった2017年でしたが、キム・ハヌル選手は4位。
その年の日立3ツアーズ選手権では、その鈴木選手とタッグを組んで、男子ツアー組、シニアツアー組と戦って健闘してくれました。
これからもキム・ハヌル選手の笑顔がたくさんインスタグラムで見られるとうれしいものです。
また日本人選手と切磋琢磨して日本女子ツアーを盛り上げていってもらいたいですね。