Gride

gettyimages/1185187074
getty

プロゴルファー

もーりー

【三菱電機レディス】国内は鈴木愛が優勝、シブコは台湾でも大人気!【LPGA台湾選手権】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

季節は秋真っただ中、ゴルフをプレーするには一番良い頃合いですね。

そんな中、女子ツアーは日本、アメリカ両ツアーともいよいよ終盤戦に突入。

11月第1週は国内では鈴木愛選手、台湾で開催のアメリカツアーでは渋野日向子選手に注目が集まりました。

三菱電機レディスは鈴木愛選手が完全優勝!

getty

日本ツアーは埼玉県の武蔵丘GCで『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』が開催されました。

この試合で躍動したのが鈴木愛選手。

初日から首位タイでスタートすると、2日目には単独首位に浮上。

最終日は現在賞金ランキングトップの申 ジエに猛追されるも、最後まで落ち着いて安定したプレーを披露し、結局最後まで首位の座を明け渡さずに優勝を果たしました。

結果だけを見ると1打差という薄氷の勝利でしたが、それ以上に鈴木選手の強さが際立った内容でした。

最終ホールの1メートルのパット。

これを外せば申選手とプレーオフという緊張感マックスのパットを難なく決めるあたりはさすがですね。

たかが1メートル、されど1メートル。

この1メートルのパットをしっかり決められるところが超一流の証なんだと思うんですよね、ハイ。

1ヶ月のブランクも何のその!

getty

これで今シーズン5勝目、獲得賞金も1億円を超えて賞金ランキング3位に浮上しました。

実は鈴木選手、9月に古傷の左手親指痛を再発させて、1ヶ月間ツアーを欠場していました。

ケガの影響もあり、ゴルフに対するモチベーションも今までにないくらい下がっていたようですが、元賞金女王はやはり違いました。

復帰2試合目で鮮やな勝利。

やはり実力は日本人トップクラスですし、なんといってもパッティングは相変わらず上手いですね。

今大会の最終日も6〜8メートルのバーディーパットをきっちり決めていました。

賞金ランキングトップの申選手との差は残り約3081万円。

残り試合数(4試合)を考えると差を縮めるのは容易ではありませんが、鈴木選手本人はまだ賞金女王を諦めていないようです。

今大会の勝ちっぷりを目の当たりにすると、ひょっとするとひょっとするんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。

奇跡の逆転賞金女王に向かって、鈴木選手の逆襲が始まりそうな予感です。

台湾でも大人気の渋野選手

getty

「そういえば渋野日向子選手はどうだった?」

そう思われた方も多かったかもしれませんが、渋野選手は今週は日本ツアーを欠場して、台湾で開催されたアメリカ女子ツアー『スインギング・スカーツLPGA台湾選手権』に出場していたのです。

距離の近い台湾ということもあり出場を決めたのだとは思いますが、渋野選手は日本ツアーでは賞金女王争いを繰り広げている真っただ中。

それでもアメリカ女子ツアーに参戦したのは、やはり来年の東京オリンピック出場(2020年6月29日時点での国内の世界ランク上位2名は無条件で出場決定)を意識してのものでしょう。

日本女子ツアーに比べて世界ランクポイント配分が高い上に予選落ちがないことは、世界ランク12位で同3位の畑岡奈紗選手に続く日本勢2番手につけている渋野選手にはかなり魅力的だったのでしょうね。

そんな渋野選手の気になる結果は39位。

初日は8位タイとまずまずの滑り出しだっただけに残念な結果でしたが、アメリカ女子ツアーの層の厚さやレベルの高さを肌で感じる良い機会になったのではないでしょうか。

そして台湾でも渋野選手の人気は高かったようですね。

やはりメジャー大会優勝ってすごいことなんだと改めて思いますよね。

シブコフィーバーは世界共通でございます!

河本結が来季のアメリカツアー出場権を獲得

getty

最後はアメリカ本土から届いたうれしいニュースです。

アメリカでは来季の米国女子ツアー出場権を懸けた最終予選会の『Qシリーズ』が開催されました。

上位45位までに出場権が与えられる厳しい戦いでしたが、日本から参戦した河本結選手が9位タイに入り、16位タイに入った山口すず夏選手とともに見事来季の出場権を獲得しました。

河本選手はルーキーイヤーの今シーズン、日本女子ツアーで初優勝を挙げた注目のプレーヤーです。

しばらくは日本女子ツアーを主戦場にするかと思っていましたので、シーズン途中でアメリカ女子ツアー挑戦を表明したときは本当に驚かされました。

しかしこうして有言実行、アメリカ女子ツアー参戦を決めてしまうあたりは、河本選手のポテンシャルの高さがなせる技ですね。

来季は同じ黄金世代の畑岡奈紗選手に追いつけ追い越せで、アメリカ女子ツアーでも優勝してほしいですね。

目標である世界ナンバーワンを目指すスタートラインに立った河本選手。

アメリカ女子ツアーでは同学年の畑岡奈紗選手という良いお手本もいます。   

今はまだ憧れやリスペクトする存在かもしれませんが、河本選手は畑岡選手と肩を並べる選手になる可能性は十分にあると思います。

お互い切磋琢磨してアメリカ女子ツアーを席巻してもらいたいものです。

河本選手の今後の動向にも目が離せそうにありませんね!


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!



★スコア100切りを目指す皆さん向けの情報をブログにまとめてみました (^ ^*)/ ★
(よかったらこちらも読んでみてください。)

『たった3分でスコアアップ!ゴルフ100切り研究所』