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14クラブチャレンジにリッキー・ファウラーが参戦?!
ヨーロピアンツアーの人気企画「14クラブチャンレンジ」にとうとうリッキー・ファウラーが参戦しました!
負けず嫌いのファウラーがいったいどんなテクニックをみせてくるのか!
14クラブチャレンジとは?!
ヨーロピアンツアーの面白企画の一つで、人気の高い「14クラブチャレンジ」は、1対1で戦うマッチプレー。
ルールはシンプルで、バッグに入っている14本のクラブを使って、パー3ホールでワンオンした数を競うゲーム。
ただし一度使ったクラブは自分も相手も使えなくなります。
たとえば先攻の選手が8番アイアンを使ったら後攻の選手は8番アイアンは使えません。
そして後攻の選手が9番を使ったら先攻の選手は自身が使った8番と相手が使った9番は使えなくなるというもの。
つまり、どんどん使えるクラブが少なくなり距離を合わせるのが難しくなってくるということなんですね。
合計7打ずつティーショットを放ち、より多くのボールをオンさせた選手の勝ちとなります。
いざ対決!
会場となったのは、2019年スコティッシュオープンが開催されたルネッサンス・クラブの3番ホール。
リッキー・ファウラーを迎え撃つのは、地元の若手ロバート・マッキンタイア。
マッキンタイアは22歳ながら、今シーズンヨーロピアンツアーで2度の2位をマークしている期待のレフティー。
まだ、あどけなさの残るマッキンタイアのかわいい笑顔と、ワイルドなルックスに仕上げてきたファウラーの目力の戦いです!
まとめ
今回ヨーロピアンツアーがロバート・マッキンタイアにリッキー・ファウラーとの14クラブチャレンジをオファーしたのには理由があるように感じました。
次世代スター選手の育成。
しかも彼はレフティーということもあり、体型も含めてフィル・ミケルソンとイメージが重なります。
現在の中堅どころのヨーロピアンツアー選手たち(ロリー・マキロイやトミー・フリートウッド他)がベテランと呼ばれるようになるころ、世代交代などと言われ若手の選手と比較させる時が必ず来ます。
しかし、もしもその時に若手が育っていなかったら? ヨーロピアンツアーが低迷期に入ってしまうかもしれません。
ジャックニクラウスからタイガーへ、タイガーからマキロイへ、そしてマキロイから……。
そんな先のことをヨーロピアンツアーは考えながら有望な若手選手の露出を増やし、実力がついてきた時に一気にスターダムに駆け上がれるよう準備をしているのでしょう。
日本も長期的に考えて、松山、石川だけにスポットと当てるのではなく、新しい時代を背負う若手選手のプロモーションも考えていかないといけないのかもしれませんね。