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オニオンスライス

モリナリ直伝!パーオン率を上げるための極意とは?!

2018年。

イタリア人として初めてのメジャータイトルとなる全英オープンを制した、フランチェスコ・モリナリ。

プレースタイルはひと言で言うと真面目。

派手なパフォーマンスはないものの、安定したプレーには定評があります。

我々日本人が持っているイタリア人のイメージとは少し違いますが、たまに見せてくれる笑顔が素敵なモリナリ。

今回は、モリナリがパーオン率を上げるための極意を伝授してくれます!

そもそもパーオンって何?

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パーオンは和製英語で、海外ではGreen In Regulationと言われています。

定義は規定打数より2打少ない打数でグリーンにオンすること。

つまりパー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打でグリーンに乗ると「パーオン」となります。

すべてのホールでパーオンして、すべてのパットを2打でカップインさせることができればパープレー達成となります。

しかしながら、これが言葉で言うほど簡単ではありません!

例えばパー4で、ティーショットを上手く打って、2打目もきっちり打てないとパーオン達成はできません。

筆者の体感的な確率は、上級者で前半後半各2回ずつ(計4回)、中級者で前半後半1回ずつ(計2回)、初心者の方は1日1回あるかないか程度の出現率のように思います。

プロでも60~70%なのですから当たり前ですが、もしもパーオン率が上がればパター次第では好スコアのマークも夢ではありません!

今日は、真面目なモリナリが我々にもわかるようにパーオン率を上げる方法を教えてくれますよ!

クールガイのシンプルレッスン!

アドバイスはとてもシンプルなものでした!

1.2本のクラブで迷ったら、長いクラブで力まずスムースなスイングをしよう!

たしかにこういうことって、よくありますよね?

残り150ヤードだけどアゲインスト。8番でフルスイングか、7番でイージースイングか。

こんな時は、モリナリ兄さんの言葉を信じて7番でイージースイングを試してみましょう!

2.腕と手首の動きを極力少なくしよう!

特に手首は「フリーズ(固める)」という強い言葉で表現していましたが、手首の余計な動きは飛び過ぎたり、インパクトのブレにつながるので、安定した方向性と距離を手に入れるためにはできるだけシンプルなスイングを心掛けましょう。

3.スイングは体幹(大きな筋肉)と連動させて自然なスイングをしよう!

モリナリは「あなたの自然なスイングに逆らわないように」という言葉を使っていましたが、肘を曲げたり、手首を使い過ぎるとクラブと身体の一体感が崩れ、安定したショットができなくなるとのこと。

胸のあたりの筋肉とクラブの向きをシンクロさせて、心地良い自分のスイングをしましょう!

まとめ

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クールガイのモリナリならではの、シンプルなアドバイスでした!

個人的には「迷った時には長いクラブを持つ」というは、自身が心掛けていることとまったく逆だったのでビックリしました。

短いクラブでフルスイングするよりも、長いクラブで力を抜いて打ったほうが良い結果が出やすいというモリナリの言葉には重みがありました。

また、手首の動きを抑えて、大きな筋肉とスイングを連動させるというもの大変参考になりました。

こういうアドバイスを聞くと試さずにはいられなくなるのが筆者の性分なので、早速ゴルフレンジに行ってきます!