プロゴルファー
亜月
三浦桃香選手が所属契約!スポンサー契約との違いはなに?
こんにちは、ライターの亜月です。
先日、三浦桃香選手が、2019年7月1日より人材派遣会社のアウトソーシングと所属契約を締結したことが分かった、とニュースを見ました。
同社の他、2社がスポンサー契約に加わり、三浦選手には10社以上のスポンサーがつくことになったそうです。
原英莉花選手も、2月に日本通運と所属契約を結んだそうです。
スポンサーは良く聞きますが、果たして所属とは? 違いがあるの? 気になったので調べてみました!
スポンサー契約とは?
スポンサー契約とは、契約を結んだ企業の広告塔となり、契約料をもらうという仕組みのようです。
広告塔となるというのは、実際にその企業のCMに出演することもありますし、よくプロゴルファーがウェアや帽子に企業ロゴを付けるのもその一環です。
契約中は、その企業のライバル企業とのスポンサー契約はNGであることが多いようで、その業界において一社独占ができる仕組みです。
所属契約とは?
では、「所属」とはどういう意味でしょう?
所属とはスポンサーを延長したようなもので、より内々な関係を結ぶ内容になっています。
その会社に入社するわけではないですが、プロとして活動しながら、空いた時間にその企業で働く場合もあるそうです。
所属契約もスポンサー契約と同じで、○年などの取り決めが交わされている場合が多いようですが、反対に永久的に契約をして、プロゴルファーを引退した後に、その企業で仕事をするといった方もいます。
スポンサー契約も所属契約も、プロによってその待遇は様々で、経費すべてを負担してくれる企業もあれば、練習環境を整えるだけなど、契約内容によって変わってきます。
そのプロの人気や実力により、待遇が変わってくると言っても過言ではありません。
スポンサー契約、所属契約における企業側のメリットは?
プロゴルファーと契約をする、企業側のメリットには何があるでしょう?
スポンサー契約のメリットは、契約期間中、企業の広告宣伝活動として、プロの時間を数日間使うことができます。
企業の大切な取引先や顧客と、ラウンドやレッスンを一緒にし、それにより、大事な方たちに楽しんでいただくことができます。
プロゴルファーを応援することで、職場に一体感が生まれる期待がありますし、ジュニアゴルフ育成イベントなどに参加することで、社会貢献とイメージアップを図ることができます。
所属契約は、スポンサー契約のメリットに加え、メディアにプロゴルファーの名前が掲載される際に、常に名前の後ろに()付きで企業の名前が表記されることになりますので、こちらが最大のメリットと言えますね。
契約における報酬がプロの活動資金に
スポンサー契約や所属契約は、プロにとって選手として活動していく上で、とても重要なものです
プロゴルファーの活動資金は全部自己負担です。
大会に出場するための宿泊費や交通費もすべてです。
これを全額自分で負担するのか、スポンサーが負担してくれるのかで、大きな差が生まれます。
予選落ちをしてしまうと賞金がもらえず、大赤字になってしまいますので、プロゴルファーを支えるスポンサーや所属企業というのは、本当に大事なものになってきます。
トーナメントの観戦やテレビ観覧の際に、どのプロがどの企業と契約を結んでいるのか、ウェアなどをチェックしてみると面白いかもしれませんね。