プロゴルファー
もーりー
母の日のプレゼントは優勝カップ!〜浅地洋佑選手がツアー初優勝〜
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
最終日が母の日(5月12日)となった日本男子ツアー『アジアパシフィックオープンチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ』。
難しいコースセッティングを最後まで耐え抜いてツアー優勝を手にしたのは、プロ8年目25歳の若武者でした。
念願のツアー初優勝!
日本男子ツアー『アジアパシフィックオープンチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ』は、3日目の好スコアで最終日を首位で迎えた浅地洋佑選手が我慢のゴルフでそのまま逃げ切り、ツアー初参戦から8年で念願の初優勝を飾りました。
最終日最終組、しかも首位スタートの緊張で体が震え、思うように動かなかったのでしょう。
ことごとくグリーンを外しピンチを迎えますが、最終日の1パットでのパーはなんと10回!
バンカーショットやアプローチの小技が冴え、パーを拾っていきます。
最終ホールもグリーン奥からの難しいバンカーショットを寄せきれず、2メートルの下りのパットが残ってしまいます。
外せばプレーオフになってしまう絶体絶命のピンチでしたが、このパットのラインを冷静に読み切り、見事なウイニングパットとなりました。
守るべき存在があるからこそ
浅地選手はあの石川遼選手と同じ高校の2つ下の後輩。
石川選手同様に高校時代から頭角を現し、高校卒業と同時に男子ツアーに参戦しました。
しかしツアー参戦後はドライバーやパターのイップスに悩まされるなど、シード落ちの長いトンネルから抜け出せずにいました。
しかし昨年、2年交際した智子さんと結婚。
妻という守るべき存在が浅地選手の発奮材料になったのでしょう。
今大会はなんとマンデートーナメントから勝ち上がり、最終日に智子さんが見守る中で優勝まで果たしました。
母に捧げる“ツアー優勝”
そして浅地選手にはどうしても勝ちたい理由がありました。
それは“母の日”に会場で見守っていたお母さんに優勝する瞬間を見せたかったから。
母である伸子さんは女手一つで浅地選手を育てたそうで、浅地選手自身もゴルフを続けて来られたのはお母さんの献身的なサポートがあったからだと感謝しきりです。
そして母の日にかけてピンクのウェアで最終日に挑んだ浅地選手は、優勝を手にして、お母さんに、そして愛妻に最高のプレゼントを渡すことができました。
今大会の優勝でシード権だけでなく、7月の全英オープンの出場権を獲得した浅地選手。
この1勝に満足することなく、さらなる活躍を期待したい選手ですね。
浅地選手、ツアー初優勝おめでとうございます!!
それでは、また。