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絶好調・松山英樹に2戦2勝のジャスティン・トーマスって何者?
2017年の初戦である「SBSトーナメント オブ チャンピオンズ」で、松山英樹との優勝争いを制したジャスティン・トーマス。
昨年10月のマレーシアで開催された「CIMBクラシック」でも優勝がトーマス、2位が松山英樹だったが、このトーマスとは何者なのか?
松山より年下の23歳! 米国の新スーパースター候補。
2013年にプロ転向したジャスティン・トーマスは、まだ23歳の選手で、24歳の松山英樹よりさらに若い選手である。
日本では、まだ知名度は低いが、14年に下部ツアーのWEB.comツアーでプロ初優勝を挙げると、2015-16年にはPGAツアーで初優勝し、2016-17年にはすでにツアー2勝を挙げて、23歳にしてPGAツアー3勝を誇り、今年はメジャー優勝候補の一人にも挙げられている。
日本では次世代の世界No.1候補として松山英樹への期待が高まっているが、ジャスティン・トーマスも米国では、同じような期待で、スーパースター候補の一人として注目されている。
大学ゴルフ界では、2位がスピースで、1位がトーマス!
実はジャスティン・トーマスと、マスターズ王者となったジョーダン・スピースは同年齢であり、大学時代からのライバルだった。
ちなみにテキサス大学時代からスピースはNCAAチャンピオンになったり、全米オープンでローアマを獲得するなど大学ゴルフ界のスターだったが、全米アマチュアランキングでは2位だった。
そして1位がアラバマ大学のジャスティン・トーマスだったのだ。
300ヤードヒッターでありながら、小技も上手いオールラウンダー!
トーマスの最大の魅力は、飛ばし屋でありながら、アイアン、ウェッジ、パターにも弱点がないオールラウンダーであること。
ちなみに平均飛距離は302.9ヤード(2016-17シーズン)と、飛ばし屋でありながら、平均パット数も1.65と10位になっていて、パーオン率も75パーセントと、どの部門でも上位になっている。
日本のファンにとっては、17年は松山英樹の活躍に期待が集まっているが、このジャスティン・トーマスも良いライバルとなるだろう。