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もーりー
“昭和生まれ”の宮本勝昌選手か令和初戦で優勝を飾る! 【中日クラウンズ】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ゴールデンウイーク後半に開催された日本男子ツアー『中日クラウンズ』。
元号が令和に変わった直後の記念すべき大会を制したのは、ベテランの宮本勝昌選手でした。
劇的な10メートルのバーディーパット
注目された令和初戦の『中日クラウンズ』。
優勝したのは“昭和生まれ”のベテラン、宮本勝昌選手でした。
首位と1打差の2位でスタートするも、1番ホールでダブルボギーを喫してしまう苦しい展開。
しかしダブルボギーやボギーの直後にバーディーを奪う粘りのゴルフを展開して、首位タイで最終ホールを迎えます。
宮本選手はパーオンに成功するも、ボールはグリーンまでは10メートルの位置。
誰もが昨年の賞金王である今平周吾選手とのプレーオフを予想していたグリーン上でドラマが待っていました。
なんと宮本選手がこのパットをねじ込んでバーディーとし、劇的な逆転優勝となったのです。
2年ぶりとなるツアー通算12勝目。
勝利の女神は46歳のベテランに微笑みました!
苦手なアプローチに磨きをかけた!
今大会の舞台となった名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースは、距離が短い代わりにフェアウェイが狭く、小さくて硬いグリーンが特徴の難コース。
飛ばし屋でアプローチが苦手な宮本選手にとっては相性の悪いコースでした。
そんな宮本選手が今回優勝できたのは、地道に行ってきたアプローチ練習の賜物だったと言えると思います。
昨年は不振にあえぎ、シーズン途中にはフィッシャー症候群という神経系の難病も発症したこともあり、18年連続で守り続けた賞金シードを失ってしまいました。
そこで一念発起して苦手なアプローチに磨きをかけることにしたそうなのですが、シーズン序盤にさっそく結果を出すあたりは、さすが長年ツアーの中心で活躍してきただけのことはありますよね。
子供に勇姿を見せることができた!
今回の宮本選手の優勝で印象的だったのが、奥さんと2人の息子さんと優勝の喜びを分かち合っていたシーン。
46歳という年齢でも優勝でき、13歳と12歳の息子さんたちに優勝した父親の勇姿を見せられるスポーツって、ゴルフ以外になかなか見当たりませんよね。
改めてゴルフというスポーツの素晴らしさを実感しました。
過去に選手会長を3期努めて、その明るいキャラクターとメジャー大会に強いところから、“お祭り男”と言われる宮本選手。
これからも勝利を重ねて男子ツアーを盛り上げてほしいですね。
宮本選手、復活優勝おめでとうございます!!
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!