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プロゴルファー

オニオンスライス

マキロイも負けていない?!タイガー顔負けのスーパーショット!

2015年。

タイガー・ウッズがメジャーで勝てなくなってから7年、ツアーでの勝利も2年間手にしていない頃にナイキからあるショートフィルムがリリースされました。

「Ripple」

辞書で引くと「小波・さざ波」とあります。また、雨のしずくなどがポトリと落ちて水面に広がる丸い波のこともこう表現するそうです。

当時、ナイキゴルフのイメージキャラクターといえばタイガーでした。

このフィルムはスキャンダルや持病の腰痛の影響などで勝利から遠ざかっていたタイガーから人気も実力も伴なってきたマキロイへの“世代交代”を印象付けました。

Ripple(さざ波)

覚えている人も大勢いると思いますが、当時は少し寂しい気持ちになったのを思い出します。

しかし、今年タイガーがマスターズを制覇したことを踏まえて、あらためて見直してみるととても感慨深いものがありました。

タイガーに大きな影響を受けて、ゴルフに目覚めたマキロイ。

そのマキロイに追いつかれ、そして追い抜かれてゆくタイガー。

どんなスポーツでも必ず繰り返されるのが世代交代です。

このショートフィルムでは世代交代を印象付けることだけではなく、タイガーがいたから今のマキロイがあるのだというメッセージが強く織り込まれており、タイガーへのリスペクトと彼の功績に対する称賛がとても良い形で表現されていました。

まるでデジャヴュ!マキロイのスーパーショット!

いかがでしたでしょうか?

ウェルズファーゴ選手権の初日の12番ホール。

目の前には大きな木が立ちふさがり、木の右から低い弾道でピンをまっすぐ狙おうとするとガードバンカーが待っている。狙いは木の左から大きく右に曲げて攻めるしかない……。

この光景、どこかで見たことありませんか?

そうです! 今年のWGCメキシコ選手権でタイガーが魅せてくれたスーパー・バンカー・ショットと酷似しています!

打つ場所がバンカーではなかったというだけで、その他はほぼ同じシチュエーションでした。

マキロイの打ったボールは木の左側を抜けると大きくスライスして、グリーンに乗った後はスピンがかかりピンへ向かって一直線でした。

そして、アーノルド・パーマー顔負けの不自然はフィニッシュ。

まさにデジャヴュ!

まとめ

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これは筆者の勝手な憶測ですが、もしもWGCメキシコ選手権でタイガーのあのスーパーショットが失敗していたら……。

恐らく、このマキロイのショットは生まれていなかったでしょう。

まだまだタイガーの落とした雫(しずく)の波紋が多くのゴルファーへ影響を広げ続けていることを強く感じました。

タイガーの背中を追い掛けてきたマキロイももう30歳。

マキロイの背中を見て育ってきたジュニア達が台頭してくるのも、そう遠い未来ではなさそうです。