プロゴルファー
こせきよういち
チェ・ホソンをフェニックスオープンへ!~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#105
今月末(1月31日~2月3日)に開催される米ツアー競技「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」といえば、7日間の期間中(月曜日~日曜日)、会場に70万人超の大ギャラリーが押し寄せる世界一賑やかなゴルフトーナメントです。
その熱い大会をさらに熱く盛り上げようと、チェ・ホソンをスポンサー推薦で招待出場させるネットキャンペーン(署名運動)が展開中です(下記リンク先)。
すでに5000人ものファンが署名
この署名運動は、地元クラブプロ(インストラクター)のデレク・デミンスキー氏が先月20日過ぎに始めたもので、彼は米ツアーや大会スポンサーに次のように訴えています。
「チェ・ホソンは昨年ゴルフシーンに突如現れ、我々の心をとらえた当代随一のゴルファーです。彼は間違いなく最も素晴らしいエンターテイナーであり、私たちは彼こそフェニックスオープンのスポンサー推薦に値する選手だと思っています。“芝の上のグレーテストショー”にはグレーテストなショーマンが必要です。彼のスポンサー招待を心からお願いします」
当初、署名数は伸び悩んでいましたが、数日後、各ゴルフメディアが紹介すると、その数は急伸。
現在、約5000人の署名が寄せられています。
実現すれば16番ホールは熱狂の渦に
Have you signed the petition to get Hosung Choi in the @WMPhoenixOpen field yet?
— GOLF.com (@GOLF_com) 2019年1月3日
What are you waiting for?! https://t.co/fAVucUuKwS pic.twitter.com/h5aU7HFS5T
今週初めには、前週のゴルフ界の動きをコンパクトに伝えるゴルフドットコムのコーナーにも取り上げられ、
「チェ・ホソンはいまや“人々のゴルファー”であり、人々は何とか彼をトーナメントに出場させようと、活動を開始しました。フェニックスオープンでは、スポンサー招待を求める署名運動が始まっています。このアイデアを最初に思いつかなかったことが何より悔やまれます。でもこれが実現すれば、16番ホール(2万人が詰めかけるスタジアムホール)は電流が走るような大盛り上がりになることでしょう。実現させましょう!」
と署名を呼び掛けています(下記リンク先)。
ガルシアも興味津々
チェ・ホソンのこうした世界的な人気に、セルジオ・ガルシアも注目。
先日シェアされたインスタグラム動画(上掲)では、ガルシアがチェ・ホソンのスイングをおどけて真似る様子が映されています。
ふたりは来週開催される日本とアジアンツアーの共催競技「シンガポールオープン」(1月17日~20日)にともにエントリーしています。
ふたりの顔合わせが今から楽しみですが、できれば同じ組でラウンドしてもらいたいもの。
そうなれば、間違いなく世界のメディアが注目。その結果、世界中のトーナメントが彼により強い興味を示すことでしょう。