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オニオンスライス
タイガーもやっていた?!ラウンド前のパッティング練習のお話
ラウンド当日。
ゴルフ場に到着してから最初のホールのティーショットを打つまでの過ごし方は人それぞれ。
レンジに行ってしっかり身体を温めて本番に備える人もいれば、まったく練習をしない人も。
でも、まったく練習をしない人でも、パターの練習くらいはしますよね?
その日の距離感とグリーンの速さを確認する方法
試合前のパット練習で、一番最初に行うこと。
それは、その日の自分の距離感とグリーンの速さの確認です。
ネットで調べてみると、その方法は「6メートル(10ヤードという人もいました)のロングパットから練習を始めましょう」となっていました。
筆者もパット練習の前に同じようなことを行いますが、微妙にニュアンスが違うように感じました。
筆者が実践している方法のベースは20年以上前にあるゴルフ雑誌に載っていたものとなります。
情報は古いかもしれませんが、温故知新という言葉もありますので参考になればと思います。
しかも、いつも筆者が無意識に行っているルーティンを、タイガー・ウッズも試合前練習で実践していたのです!
タイガーの試合前練習!
練習グリーンに到着したタイガーが、マジックでボールにラインを入れるところから始まります。
次の瞬間に注目です!
長いパットを無造作に数球打っていました。
これは「ロングパットの練習」というニュアンスではなく、「何も考えずにコツーン! とボールを転がす」というイメージで打っていると思われます。
これはかなり確信に近い推測です。
この行為はロングパット(6メートル? 10ヤード?)のようにカップに集中して寄せる、または入れるということが目的ではなく、ただただその日の感覚(自身の距離感、グリーンの速さ、ボールの転がり具合など)を身体に沁み込ませることに集中して行うルーティンとなります。
“どれくらいの力で打ったら、何メートル転がるのかな?”などと余計なことをあれこれ考える必要はありません。
ブルース・リーではありませんが、
“Don't think, feel(考えるな! 感じろ!)”
の世界なのです。
まとめ
筆者は20年以上前のゴルフ雑誌のコラムに洗脳させているのかもしれませんが、この朝イチバンのグリーン上で行う“感覚の確認”は、その日のゴルフを左右すると言っても過言ではないほど重要なルーティンのひとつとなっています。
まずはボールをパターで“コツーン!”と転がすだけ。そこから何を吸収できるかはあなたの感性次第。
最初の数球は感覚を研ぎ澄ませ、何も考えずにボールを転がしてみましょう!
これであなたもタイガーに一歩近付いたかも?!
また、本コラムとは関係ありませんが、ビデオの中でタイガーが5番ウッドを持っていたことに大変驚きました。
しかもこのビデオは2年以上前のもの!
恥ずかしながら、まったくノーマークでした。
タイガーといえば“2番アイアンのティーショット”がトレードマークのようになっていた(これも洗脳?)ので、まさかタイガーが5番ウッドをバッグに入れていたとは夢にも思いませんでした。
ギアへのこだわりが緩和されたことが、タイガーのカムバックにつながったのであれば喜ぶべきことではありますが、心なしか寂しさを感じてしまうのは筆者だけでしょうか。