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やっぱり、タイガーが見たい!!!

今回はちょっと・・・というか、かなり記事のテイストを変えてみました(笑)。

なんか物足りない!!

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今のゴルフ界、なんか物足りなくないですか?

というより、ワクワクしなくないですか?

まぁ、日本人目線で言うと、松山英樹が世界のトップ3に入り、いつメジャー制覇しても、いつ世界ランク1位になってもおかしくないところまで来ているので、その意味ではワクワクしてますよ。

でも、そこじゃないんです。

現在の世界トップクラスの選手たち・・・(ジャスティン)トーマスや(ジョーダン)スピース、(ロリー)マキロイ、(リッキー)ファウラー、DJ(ダスティン・ジョンソン)、(セルヒオ)ガルシア・・・。

みんな、素人じゃ絶対に真似できないような、宇宙人のようなプレーする選手たちなんですけど、やっぱりなんか物足りないです。

最も重要で、最も偉大なピースが欠けているような感じです。

そんな気持ちを記事にしてみました。

今振り返る、偉業の数々

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タイガー・ウッズは、アメリカでは幼少の頃から有名人だったようですね。

日本で言うと、卓球の愛ちゃんのような感じでしょうか。

偉業はもう多すぎて挙げ切れませんが、こんな感じです。

・全米ジュニア・アマチュア選手権 3連覇(史上初)
・全米アマチュア選手権 3連覇(史上初)
・PGAツアー通算 79勝(歴代2位)
・PGA賞金王獲得 10回(史上最多)
・欧州ツアー通算 40勝(歴代3位)
・メジャー通算 14勝(歴代2位)
・生涯獲得賞金 1億ドル突破(史上初)

『史上最高のゴルファーは誰か?』

名前が挙がる歴史的なプレーヤーは、ベン・ホーガン、サム・スニード、ボビー・ジョーンズ、ジャック・ニクラウスあたりでしょうか。

いやいや・・・。

この問いの答えは、タイガー1択でしょう。

そもそも、ゴルフ界はタイガー出現の前か後かで分かれると言っても過言ではありません。

タイガー出現後のゴルフ界

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◆ゴルファーのアスリート化

タイガーの出現後、他のゴルファーはアスリートへと変貌せざるを得ませんでした。

中途半端な技術は、圧倒的なフィジカルを前に無力化されたからです。

毎年、マスターズトーナメントが開催されるオーガスタ・ナショナル。

タイガーが2位に12打差を付けて初優勝した1997年は、全長6925ヤードでした。

毎年のように改良が加えられ、現在は7445ヤードまで伸びています。

タイガーの圧倒的な飛距離に対抗するためには、ゴルフコースの距離を伸ばさざるを得なくなったからです。

もちろんクラブの進化という要素もありますが、1人の選手の出現でコースの全長を伸ばすなんて、考えられますか?

◆試合数・賞金額の高騰

タイガーの出現後、ゴルフの試合数と賞金額は飛躍的に向上しました。

スポンサーがそこに価値を見出したからです。

タイガーはプロ2年目の1997年にマスターズを制し初めての賞金王に輝くのですが、この年の彼の年間獲得賞金は約206万ドル(約2億3千万円)でした。

対して、今年の賞金王ジャスティン・トーマスの獲得賞金は約992万ドル(約11億円)です。

ちなみに、全米オープン優勝者の賞金は1997年の47万ドル(約5千万円)だったのに対して、今年は216万ドル(2億6千万円)まで上がっています。

実に4.6倍増ですからね。それだけ、ゴルフ界全体の価値を引き上げたんですよ。

タイガー・ウッズに比肩できる存在は、もはやゴルフ界には存在しません。

強いて言うなら、野球のベーブ・ルース、ボクシングのモハメド・アリ、バスケットのマイケル・ジョーダンくらいしかいないでしょう。

圧倒的なスター性と記憶に残る伝説のプレー

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タイガーのすごさは一言で語れませんが、他の選手との違いは、なんと言ってもスター性です。

とにかく、印象に残るプレーが多く、ギャラリー(パトロン)もそれを期待していて、回りの選手たちが完全に心を折られてしまうように見えます。

他の選手を圧倒して10打差も差を付けるような圧倒的な勝利も、追い詰められた土壇場で見せる神懸かり的なパッティングも、何度も何度も見せられてきました。

特に・・・

2000年の全英オープンで多用したスティンガーショットの数々。

2005年マスターズの16番ホールのチップインバーディ。

ベタベタですが、この2つはとにかくYouTubeで見てください。

今見ても、鳥肌立ちますから。

(16番のチップインのシーンは12分頃)

やっぱり、タイガーが見たい!!!

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不倫騒動から、度重なる怪我と手術、そして今年の衝撃的な逮捕劇。

タイガーを取り巻く環境というか、未来は決して明るくないのかもしれません。

タイガーに憧れてゴルフを始めた世代の台頭やクラブ・ボールの進化もあり、ゴルフ界全体のレベルが上がっています。

もしかしたら全盛期のタイガーでも勝てないのかもしれません。

それでもタイガーなら・・・

ほんとに無責任な期待です。

タイガーの鮮やかなカムバック劇を期待してしまうから、ずっと待ち続けています。

やっぱり、僕らは強いタイガーが見たいんです!!!