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PAR RUSH 01

初めての方がほぼ玉砕する、私のホームコースが難しい理由“ラウンド日記・特別版”

私のホームコースは距離が短く、スコアカードを見ると、「何なのこのコースは? ショートコースじゃないよね!」と思われるかも?

でも、ご案内した大半の方が、そのレベルに応じて、かなり不本意な結果で終わっています。

そこで、まずはこのコースは何が難しいのかをご紹介しましょう!

次回以降、ご案内した方のプレーをご紹介します!

コースの難しさの条件とは何?

ゴルフコースは、それぞれ特徴を持っています。

一定の距離があり、砲台でガードバンカーに囲まれているトーナメントコースもあれば、距離はないけど地形を活かして難しいというコースもあります。

どちらが難しいかの判断は一概にはできません。

距離が出ないプレーヤーにとっては、距離の長いコースは、スコアがなかなかまとまらない、難しいコースということになります。

それなら、距離の短いコースが簡単かというと、それも簡単には言えません。

距離の短いコースは、フェアウェイが狭い場合や、グリーン周りが難しいなど、スコアを崩す条件が揃っているケースも多いからです。

各ホールは、こんな感じの距離状況になっています!

私のコースは、東・中・西の3コース27ホールですが、ここに記載した東も中も距離は、2900ヤード程度しかありません。

この距離は、とても短いコースということになります。

しかし、この距離だけを見て、簡単なコースじゃないかと思うのは大間違いで、それがコースの罠に落ちることになるのです。

このコースの特徴は、①フェアウェイが狭い、②ドッグレッグのホールが多く、ティーショットはさまざまなクラブでピンポイントに打っていく必要がある、③グリーンが2グリーンで極端に小さい、④グリーン周りが、簡単にアプローチで寄せられる造りではない、⑤グリーンが極端な受けになっているホールが多く、上につけると速くて止まらない等々、簡単には攻められない条件がすべて揃っています!

口コミでも、難しいという評判になっています!

難しい要因①〜狭いフェアウェイ、フェアウェイの傾斜、ドッグレッグ、そして林の圧迫感!

まず、初めてラウンドする方が口にするのが、「フェアウェイが狭いですねぇ!」という言葉です。

確かに一般のコースに比べれば、フェアウェイの幅は狭く、ラフの幅も狭いので、左右の密集した木がティーショットに圧迫感を与えます!

さらに、フェアウェイが左右に傾斜しているので、ボールがどららに流れるのかを計算しなければなりません。

そして、ドッグレッグも多いので、2打目を考えてさまざまなクラブでピンポイントに打って行く必要があり、実際の狭いフェアウェイの幅の半分しか使えない、という方向性重視のショットが求められます!

難しい要因②〜極端に小さなグリーンと、グリーン周りの設定の難しさ!

開場から50年が経過していて、当時からの高麗とベントの2グリーン制を守っています。

また、コースの距離が短く、難しくするためにグリーンを極端に小さくしたのでしょう!

それが50年の歳月を経て、さらに少しずつ小さくなっています!

このグリーンの小ささは、初めての方には間違いなく驚きとなり、ショットの際にプレッシャーとなることは間違いありません!

さらに厄介なのはそのグリーン周りです。

高麗とベントのグリーンの高さが違うホールが多々あり、またグリーンが砲台で手前が落ちていたりで、簡単なアプローチをさせてくれません。

上げる、転がすはもちろんのこと、クラブもパターまでを含めて考える必要があります!

難しい要因③〜極端な受けグリーンが多く、速いグリーンであること!

最後に、問題なのはグリーンです。

大半のグリーンは受けているのですが、その受けが半端ではなく、上りのパットが入らず最初の位置よりも、下に戻ってきてしまうなんてこともあります!

その上、現在はそのベントグリーンが、とても速くなっています!

ですから、上からのパットが止まらずに、下のエッジに出てしまうこともあります!

できれば、ではなく絶対に、ピンの下につけなければなりませんが、これも確実に入れないといけないという大変なホールもあり、パットもとても難しいコースです!

以上、簡単にこのコースの難しい点をお伝えしました!

どうですか? 挑戦し甲斐があると思いませんか?

次回から、初めてのプレーヤーのラウンドの模様をお伝えしていきます。ご期待ください!