ライフスタイル
Nick Jagger
どこでも上達は可能!日常生活で方向性と距離感を養う方法
プロトーナメントを観ていると、プロゴルファーや帯同のキャディーさんが歩測をしている光景をよく見かけます。
彼らには普段から1歩を1ヤード(約91センチ)で歩く習慣が付いてますから、グリーンエッジやピンまでの距離をほぼ正確につかんでいます。
新ルールでは正式な競技でも、距離測定器の使用が認められますから、その光景もなくなってしまうかもしれませんが、人間の感性というのも大事にしたいですよね。
なぜなら上手なゴルファーは、正確な距離感を皆持ち合わせているからです。
傘で素振りをするサラリーマンってまだいます?
最近はあまり見かけなくなりましたが、雨の日、駅のプラットホームで傘をゴルフクラブに見立てて素振りをしている人がいましたよね。
その熱心さには心を打たれるところですが、ゴルフをやらない人から見れば、その姿はみっともないだけでなく、とても危険ですから、まだやっている人がいたらやめたほうがいいですよ。
プラットホームが真っすぐならば、アドレスのチエックを
駅でゴルフに役立つことをしたいのであれば、アドレスのチェックがお勧めです。
これはプラットホームが真っすぐな場合ですが、ホームには白線が引いてありますから、その線に沿ってアドレスを取ります。
そして、ホームの端にピンが立っているとイメージして、正しい向きで構えられているかどうかをチェックしてみましょう。
10両編成の電車であれば、最後尾から先頭車両までは約250ヤードです。
ほぼドライバーショットの落下地点になります。
コースでは右を向いているアマチュアがほとんどですから、これだけでもかなりのイメージトレーニングになるはずです。
歩きながらだって、距離感は養えます
街歩きをしながら距離感を養う方法もあります。
現在地から次の電柱まで、何ヤードあるのかなど判断し、実際に1ヤードの歩幅で歩いてみます(自分の1ヤードの歩幅は覚えておきましょうね)。
自分の目測との誤差をチェックすればいいのです。
1ヶ月も続けてみると、50ヤードくらいの距離であれば、その誤差は3ヤード以内に収まることでしょう。
それはほとんどプロレベルの距離感といってもいいでしょう。
あとは、目測した距離をその通りに打てる技術を磨くだけですが、それが一番難しいことですよねぇ……。