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ゴルフでダイエット!素振りのカロリー消費量は?ボールで美脚も!

目標の体重になるまでダイエットしよう! そう決意した時、ジョギングや食事制限を選択する人は多いと思いますが、“ダイエットのためにゴルフをする”と考える人は少ないと思います。

けれど、ゴルフを趣味にしている方にとって、日々ゴルフを楽しみながら、それがダイエットにつながっていけば、一石二鳥であることこの上ないですよね。

ゴルフをすることが、ダイエットをする上でのメリットになることはあるのでしょうか?

この記事では、ゴルフのラウンドや打ちっ放し練習、自宅での素振りでのカロリー消費量や、ゴルフボールを使って美脚を作る方法など、ダイエットに役立つ情報をお伝えしていきます。

ダイエットの原則は摂取カロリー<消費カロリー

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りんごダイエットやバナナダイエットなど、〇〇ダイエットという名のつくものが世の中で話題になるたび、それに見合った商品が市場から消えるという現象がたびたび起こっています。

しかしそれらは、一時的なもので、その流行がすたれば、また別のものを持ち出しダイエットと騒ぐ……。そんなことを繰り返していては、ダイエットの成功は遠いです。

ダイエットの原則は、摂取カロリー<消費カロリーです。

摂取カロリーを少なくして食事で調節してもいいですし、運動を多くして消費カロリーで調節しても、それはどちらでも構いません。

そのダイエットの原則を考えた時、ゴルフは果たしてダイエットになるのか? それを見ていきましょう。

ゴルフはダイエットになるの?

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ゴルフはダイエットになるのでしょうか?

カートに乗って、プレーの最中に食事をして、1ラウンドが終わってから、仲間内で打ち上げをするという人もいるでしょう。

こんな状態で身体に変化が出るのか、確かに疑問に思う人もいますよね。

しかし、ゴルフはダイエットに……なります!

ただし、身体を動かしたからいいだろうと暴飲暴食をしてしまっては、消費したカロリーが帳消しされるどころか、プラスになってしまう場合がありますので、意味がありません。

そして、ゴルフだけで痩せようと思っても、カロリー消費の点から見て、なかなか難しいという点はお伝えしておかなければならないことです。

以下で、詳しく見ていきましょう!

ラウンドで消費できるカロリーは?

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体重60キロの人が徒歩で1ラウンドを約5時間かけて回るとすると、約1200~2100kcalを消費する計算になると言われています。

カートを使用するとその約半分の600~900kcalの消費となります。

もしも体重50キロの女性の場合、カートを使用したラウンドでの消費カロリーは500~750kcalです。

脂肪を1キロ減らすために必要なカロリー消費量は7200kcalと言われていますから、この計算でいくと、10ラウンド前後回る必要があるということですね。

これだけのカロリー消費では、ダイエットになるとは言えない! と思う人もいるでしょう。

しかし、塵も積もれば山となる、です。

自然の中でおいしい空気を吸い、日頃のストレスから解消された状態で、カロリー消費までできてしまうことを考えると、すごいスポーツですよね。

ボールを1球打つごとのカロリー消費量は?

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打ちっ放しで、アイアンでボールを1球打つごとに、1kcal消費できると言われています。

つまり、100球ボールを打てば約100kcal消費できるということ。

ウォーキングで1万歩歩いた場合の消費カロリーは約300kcalですから、打ちっ放しで300球打つのと同等です。

これを効率がいいと感じるかそうでないかは人それぞれだと思いますが、こちらも、ゴルフの練習ができてカロリーも消費できると思えばアリかもしれません。

素振りでもカロリーは消費される?

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打ちっ放しに行かず、自宅の庭先で素振りをして、イメージを高めているというゴルファーもいると思います。

素振りではカロリー消費はできないのでしょうか?

そんなことはありません。素振りでも、なんと練習場でボールを打つのと同じく、1回につき、1kcalが消費されているのです!

日頃仕事で忙しくて練習場に通う時間がないという人でも、朝や晩、一日の日課として、素振りを決まった回数取り入れてみることで、上達が見込めるかもしれません。

ゴルフでダイエット効果を高める方法は?

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ゴルフにもダイエット効果があるということは、上記からわかっていただけたと思います。

通常のプレーや練習をする他に、もっとダイエット効果を高める方法があるのです。

それはズバリ、「ラウンドで歩くこと」と、「楽しむこと」です。

現在ではほとんどが乗用カート付きのラウンドですので、1ラウンドを通しで歩いたことがあるという経験を持つ方は少ないと思います。

しかし、先の項目でもお伝えしたように、1ラウンドを通して歩くことは、カートを利用してラウンドをするよりも、約2倍のカロリー消費量が見込めます。

長い距離を歩くことに慣れていない人は、できるだけという意識で、ラウンドで歩くということを念頭に置くだけで、違う結果になりますよ。

そして、もうひとつの方法は、「楽しむこと」。

楽しむということは、気がかりがあってはできません。仕事のこと、人間関係、家族のこと……。人それぞれ、生活の中で悩みがあって、ラウンド中にもそのことを考えて重くなってしまうかもしれません。

しかし、そういった悩みは、ストレスになり、いつか、してきた我慢が爆発してしまい、暴食に走るなど、危険性を含んでいます。

ラウンドに来たら、一旦その悩みは置いておいて、その日1日を楽しんでみてください。楽しむことで、ストレスが解消され、自己抑制をすることにより、ダイエットの成功にもつながっていきます。

個人のカロリー消費量を知りたい!

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もっと正確に自分のカロリー消費量を知りたい場合には、そのための計算式があります。

カロリー消費量=係数1.05×METS×運動時間(h)×体重(kg)

“METS”というのは、各種スポーツなどの運動量に応じて個別に算出された数値のこと。ゴルフに関連するMETS値はおおよそ以下の通りです。

・歩いてラウンド:4.8METS

・カートでラウンド:3.5METS

・打ちっ放し:3.0METS

これを踏まえて、打ちっ放し練習を体重50キロの女性が2時間行った場合を計算すると、

1.05×3.0METS×2(h)×50(kg)=315kcal

となります。

・他のスポーツと比べてどうなの?

ゴルフ以外のスポーツのMETSの数値を高い順に見ていきましょう。

1.水中ジョギング:9.8METS

2.縄跳びゆっくり・毎分100回程度:8.8METS

3.水泳クロール・50メートル/分程度のスピード:8.3METS

4.ジョギング(10分未満)とウォーキングのミックス:6.0METS

5.テニス・試合以外:5.0METS

6.ゴルフ・歩いてラウンド:4.8METS

METSの値が高いほど、カロリー消費量は高くなります。

こうしてみると、長距離を歩いて回るゴルフも、他のスポーツと比べてカロリー消費量が低いわけでは決してありません。

ゴルフは筋トレにもなる! ゴルフで鍛えられる筋肉とメリットは

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ゴルフはカロリー消費だけではなく、筋トレにもなることをご存知ですか?

ゴルフのスイングは、全身の筋肉を使います。

特に使う筋肉については以下で詳しくご紹介しますが、ゴルフはしなやかな筋肉を身体につけてくれることが期待できるスポーツであることが言えます。

カロリー消費により脂肪が落ち、さらに筋力アップができれば、「基礎代謝量」も上がります。

基礎代謝量とは、人間が何もせずじっとしている時でも消費する必要最小限のエネルギーのことです。

身体を動かすために必要な心臓などの内臓や、体温を維持するために消費されます。

この基礎代謝量は筋肉量に比例しており、同じ身長体重の人が二人がいたとしても、筋肉量が多い人のほうが、基礎代謝量が高いということになります。

ゴルフでは、腕や足などにムキムキと筋肉をつける必要はなく、「インナーマッスル」と呼ばれる、表には見えない筋肉が重要です。

インナーマッスルは、その名の通り、身体の深いところや骨格に近いところにある、細くて短い筋肉です。

ゴルフではアウターマッスルよりもインナーマッスルが重要です。ラウンドの中でインナーマッスルは鍛えられますが、それらを鍛えることで、ゴルフの腕前が向上することもあります。

ゴルフで鍛えられるインナーマッスルの、代表的なものに着目してみましょう。

腹横筋

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まずは、腹横筋。これは、お腹の側面に位置する筋肉で、筋繊維が横に走っています。

「腹斜筋」という筋肉の名前を聞いたことがあるかもしれませんが、腹横筋は、この腹斜筋よりもさらに内側にあり、腹筋の中では最深層にあるインナーマッスルと区分されています。

ゴルフは身体を捻り、上半身と下半身の捻転差でボールを飛ばすスポーツですから、身体を捻ったときに、この腹横筋が刺激され、鍛えられます。

この筋肉を鍛えることにより、上半身のフラつきを抑えられ、安定したスイングを手に入れることができます。

安定したスイングを手に入れることで、ミート率の向上、ひいては飛距離アップが期待できます。

また、ゴルフによりこの腹横筋が鍛えられると、くびれのある美しいウエストラインを手に入れることができ、それだけではなく、骨盤の位置が安定し、自然と良い姿勢をキープすることができると言われています。

腹横筋を鍛えるには、仰向けになり膝を曲げ、腹横筋を意識しながら、お腹をへこませる運動を日に何度か行うことが効果的です。

肩甲下筋

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次に、肩甲下筋です。

これは、「ローテーターカフ」と呼ばれる、回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)に含まれる筋肉で、脇の背面部位にある筋肉のことです。

ローテーターカフには、この肩甲下筋のほかに、「棘上筋(きょくじょうきん)」「棘下筋(きょくかきん)」「小円筋(しょうえんきん)」で構成されています。

これらは、肩関節の動きを司っている筋肉です。

その役割は、肩を外に回す動き、内側に回す動き、内転、外転、腕を上下に動かすなど、ゴルフにおいても日常生活においてもとても重要なものです。

この肩甲下筋を鍛えると、クラブのコントロールを安定させ、スイング軌道のブレをなくしてくれる役割があります。

肩甲下筋は、腕を真横に広げ、両肘を90度に曲げて、腕を上げ下げすることで鍛えることができます。

骨盤底筋群

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骨盤底筋群とは、骨盤の下にある、恥骨、尾骨、坐骨を支えているハンモック状の筋肉です。

この部分を鍛えると、下半身がぶれなくなり、インパクトからフォロースルーにかけて、安定した動きをすることができます。

骨盤底筋群を鍛えることで、ゴルフに役立つだけではなく、ぽっこりとした下っ腹、冷え性、下半身太りの防止の効果を期待することができます。

仰向けになり両足を肩幅くらいに開き、膝を曲げ、肩を付いたまま身体を起こす動きを繰り返してみましょう。

深く呼吸をすることで、さらに効果的な運動になりますよ。

ゴルフボールがダイエットグッズに! 足裏マッサージで美脚を作る!

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実は、ゴルフで行う動きだけではなく、ゴルファーなら誰でも持っているグッズ、ゴルフボールで、全身痩せが叶うというのはご存知ですか?

このゴルフボールは小さくて硬いため、狙った場所の揉みほぐしやリンパマッサージにもってこいのグッズになるのです。

一番簡単な方法は、足裏マッサージ。

足裏は「第二の心臓」とも呼ばれ、身体の各器官の反射区が存在しています。

指で押してみて痛いところを刺激するだけで、その部分の血行が良くなり、症状の改善に向かうということもあるのだとか。

ラウンド終わりや一日の終わりに、床にゴルフボールを置いて、足で踏んでゴロゴロと転がしてみましょう。

ゴルフボールで全体的に刺激することで、冷えの解消や代謝の向上につながります。

さらに、膝の裏、背骨の両脇のくぼみ、首や肩などのコリをゴルフボールでほぐしていくことで、リンパの流れが良くなり、全身がスッキリする効果がありますよ!

ゴルフは集中してダイエットするのには向かないものの、日常的に練習やラウンドをしていれば、必然的にまとまったカロリーを消費でき、また、ラウンドで必要とする筋肉を鍛えることで、代謝の向上、ゴルフの腕前のアップにもつながることがわかります。

ゴルフをエンジョイしながら、健康的にカロリー消費ができれば一番いいですね!