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野村タケオ

ゴルフマン【第89話】長尺ドライバー

木曜日のお楽しみゴルフマンの第89話です。

長尺ドライバーが飛ばしに有利なのは分かってるんですけどね〜。

【第89話】長尺ドライバー

ゴルフってのは飛ばしじゃないわけで、飛ばなくてもスコアが良ければそのほうが良いわけです。

でもね、やっぱドライバーが飛ぶってのは気持ちいいじゃないですか。

飛んだほうが次に持つ番手が短くなるからパーオンする確率も高くなるし、ミスする確率も少なくなるってもんです。

なので、曲がらないのであれば確実に飛んだほうが有利にはなるわけ。

僕はあまり飛ばないほうなので、バックティからプレーすると2打目で結構長い距離が残って、ユーティリティやフェアウェイウッドを持ったりすることも多い。

そうすると当然グリーンに乗る確率は低くなるので、寄せで拾っていくゴルフになっちゃうわけですよ。

そんなゴルフを長年やってるおかげで、多少はショートゲームが上手くなりましたけどね。

飛ばし屋さんとラウンドして、必ず僕がセカンドオナーになるわけですが、終わってみたら僕のほうがスコアが良いってことになるとかなりうれしい。

表情には出さずに、心の中で「ゴルフは飛ばしやないんやで~」って思うのが至福のときです。

性格悪いかな?(笑)

そんなことを言いながらも、やっぱ僕だってもう少し飛ぶようになりたいんですよ。

なので、いろんなドライバーを試してみたりシャフトを試してみたりね。

今よりもボールを飛ばす方法としては、ヘッドスピードを上げるとか、ミート率を上げるとか、スピン量を減らすとかいろいろとあるわけですが、筋トレとかしないでヘッドスピードを上げるのには、長尺クラブを使うってのも一つの方法なんですな。

しかし長尺ドライバーは長尺に合ったスイングでちゃんと振り切れないと逆にヘッドスピードが落ちたり、ミート率が下がったりってこともある。

僕の場合はけっこう手でボールに当てに行くようなスイングなので、あまり長尺には向いてないんです。

長尺だとまともに当たる気がしない。

逆に45インチを切るような短いクラブのほうが振り抜きが良いし、ミート率も上がるから飛んだりするんだよね。

しかしシャフトの特性とか重さなんかで長尺に向く物、短尺に向く物とかがあるから、なかなか自分でバッチリと自分のスイングに合うクラブスペックを選ぶのって難しい。

やっぱちゃんとクラブ知識の豊富なフィッターさんに見てもらってクラブを選ぶのが一番なんでしょうな。

で、「これやー!」みたいなクラブが見つかったとしても、僕のスイングの再現性の低さがネックになって、せっかくのクラブを上手く使いこなせないという・・・。

いくら良いクラブを手に入れたとしても、結局はやっぱ練習しなきゃダメってことですな。