ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
大事な場面でのひと言(ザ・ニードル=蜂のひと刺し)に対処するには?
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、ザ・ニードル(蜂のひと刺し)についてお話しさせていただきます。
皆さん経験があると思いますが、大事な場面でひと言言われ崩れてしまったことはないでしょうか。
私の仲間内では「殺し」と言いますが、読んだ本には「ザ・ニードル」と書かれていました。
しかし、古い本なので今は何と言うのかは知りません。
その経験と私の対処法です。
蜂のひと刺し。
大事な場面でひと言言われ崩れてしまった。皆さん経験があると思います。
私は、ゴルフを覚えた当初から県営のゴルフ場に一人で行き、見ず知らずの方とプレーをしていましたので、良く「ザ・ニードル」は経験させられました。
「あと2ホールパーなら30台だね」
そこから、崩れて「41」。そんなことが良くありました。
その度に崩れて、相手の思うツボに嵌(はま)ってしまう、わかっていても引っ掛かってしまう自分が情けなかったです。
『奇跡のゴルフレッスン』には…。
シングルプレーヤーになる直前、ハービー・ペニック氏の書かれた『奇跡のゴルフレッスン』という本の中に、このザ・ニードルのことが書いてあり興味を持って読みました。
本には、
「ザ・ニードルは、経験を積んだプレーヤーならあまり惑わされることはありません。反対にザ・ニードルを使ったことで不安になっていることを見抜かれてしまいます」
と書かれていたのを読み、「なるほど、俺が良いスコアを出すのを妨害をしているんだ、つまり人間的には悪意を持った嫌な奴なんだ」と初めて悟りました(遅い)。
確かにそのような場面で、もし親友ならば友達にプレッシャーを掛けるような言動や行動は取らないでしょう。
今日初めて会って、スコアも競っているような状態なら、ザ・ニードルも平気で仕掛けてこれます。
なるほど、これで対処法も良くわかりました。
ポジティブに返答する。
すぐにその場面に遭遇しました。
ホームコースで初めてご一緒したmさんが残り2ホールとなったところでこう言いました。
mさん「河野さん、残り2ホールパーで上がればパープレーですね」
私は(この人は、俺に良いスコアを出されたくない、つまり俺に好意を持っていない妨害する人)と理解できました。
それなら、言われた事に反応するより、ノー感(何も感じない)な自分を演じることにしました。
私「mさん、見ていてください。残り2ホールの内どちらかでバーディーを獲ってアンダーにしますから」
パープレーでここまで来ていて好調なので、口から出る言葉も強気になりました。
結果は、残り2ホール共バーディー逃しのパーでしたが、ハーフを無事にパープレーで回る事ができました。
それからは、ザ・ニードルを仕掛けられたら「ノー感な感じ」の強気返しで応じるようにしました。
蜂のひと刺しですから、蜂も刺したら死にます(嫌な奴とバレてしまいます)。
くれぐれもご注意を。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。