ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第82話】やる気が出なくても
木曜日のお楽しみゴルフマンの第82話です。
ゴルフって何が原因でいいスコアが出るか分からないもんですよね~。
【第82話】やる気が出なくても
ゴルフってのは不思議なもんで、練習で絶好調でもラウンドではメチャクチャだったりします。
何ラウンドかかなり好調でいいスコアが出ていても、急に10打以上悪いスコアになったり・・・。
プロのトーナメント見てても、65くらいでラウンドした次の日に74くらい打ったりすることもあるので、アマチュアの僕たちなんかはそんなことがあっても当たり前なんですけどね。
とにかくいくら好調でも1回寝てしまえばどうなっちゃうか分からんわけです。
以前、深堀圭一郎プロがインタビューで「めっちゃショットのフィーリングが良い時はもう寝ないで、そのまま次の日のラウンドがしたい」的なことを言ってたので、やっぱプロでも毎日体の動きやフィーリングって変わるもんなんですね~。
逆にラウンドの朝の練習場とかでもめっちゃ調子悪くて、まともに当たらなかったのに、ラウンドしてみたらなぜかいいスコアが出ちゃったりすることもあるんですよね~。
本当に不思議なもんです。
体調面だってそうです。
睡眠は十分取れたし、どこも痛いところもなく、クラブも軽く感じちゃったりするのにスコアボロボロってこともあります。
「よっしゃ今日はいけるでー!」なんて気持ちが裏目に出るんでしょうな。
それより「腰が痛い」とか「二日酔い」「寝不足」「風邪気味」なんてときのほうが意外とスコアがまとまったりして。
「今日はフルスイングできないから軽めに打とう」なんて考えてるほうがショットは良くなったりするもんです。
いかに普段は無駄な力が入ってるかってことですな。
僕もある試合で今までは一度も予選突破したことがなかったのに、前日にちょっと熱が出て、当日は無理しないようにって気持ちでラウンドしたら楽々予選突破しちゃったことがあります。
いろんな意味で常に謙虚な気持ちでプレーしてると良いのかもしれませんな。
でもね、やっぱ調子がいいとガンガン攻めたくなるし、イケイケゴルフになっちゃうもんです。
4メートルくらいのバーディパットだってドーンと打っちゃって、2メートルオーバーして、返しが入らず3パットボギーとかね。
そういうゴルフがアマチュアっぽくていいのかも。
試合ならともかく、仲間内のコンペとかだったら、謙虚な気持ちなんか忘れてイケイケでラウンドしたほうが楽しいよね。
スコアも大荒れになっちゃうかもしれませんが、それはそれで良しと。
スコアに波がある方が新ペリアのハンデにもハマっちゃたりするしね~。